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「黄砂」の読み方は?中国からの黄砂が日本に飛散する時期はいつ?

黄砂

暖かくなっていい季節になってきましたね。花も綺麗に咲き乱れるこの季節は、とても気持ちいいので、お出かけにはぴったりです。

でも、出かけようとしたら車が黄色い砂で覆われていたり、何だか空が黄色っぽい…という経験ありませんか。

 

そう、「黄砂」です。テレビの天気予報でも取り上げられるこの黄砂。なんと中国から砂が風に乗って日本にまで到達するんですね。だから黄色く見えるんです。

今回は、中国からの黄砂が日本で飛散する時期についてご紹介します。また時々迷ってしまう黄砂の読み方についてもおさらいしておきましょう。

 

 

黄砂の読み方は「こうさ」?それとも「おうさ」?

春になるとネットのニュースでもよく見かける「黄砂」の文字。一体どう読むんでしょうか?

「黄砂」の読み方は「こうさ」です。

「おうさ」と読んでしまいがちですが「こうさ」が正解です。テレビの天気予報で黄砂情報をやっている時に、ちょっと気にして聞いてみてください。「こうさ」といっているはずです。

小説などで「おうさ」と使われることもありますが、一般的には「こうさ」であると覚えておけば問題ありません。

 

黄砂とは?

まずちょっとだけ黄砂について見ておきます。

黄砂とは、文字通り「黄色い砂」です。

この黄色い砂はどこから来るかというと、中国大陸内陸部の砂漠地帯(タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原など)です。ここの砂や粒子が、偏西風にのって飛散します。

黄砂

(出典:環境省

ニュースで中国北京が黄砂で真っ黄色になっている映像を、毎年のように見ますよね。あれの一部が、遠い日本にまでやってくるんです。

少し空が黄色く見えたり、車に黄砂がうっすらと積もったり、という経験がある人もいるんじゃないでしょうか。それが飛散した黄砂です。

 

中国からの黄砂が日本で飛散する時期はいつ?

この黄砂は健康被害をもたらすことがありますので、飛散時期はいつなのかを知っておくことが大切です。

実は黄砂が飛散する時期は1年中です。

 

ただし、日本に住む私達が気をつけるべき時期は、2月〜5月です。そして、その中でも一番のピークが4月です。

このように覚えておけば大丈夫です。1年中飛散があるといっても、他の季節はほとんど気になりません。基本的に、2月から5月、特にピークの4月に注意していれば大丈夫です。

 

黄砂は春の季語

黄砂の飛散時期が春ということで、黄砂は春の季語にもなっています。

ただし、黄砂と同じ意味で、つちふる(霾)という表現を使うことも多いです。

黄砂が季語になってしまうほど、毎年春の風物詩になっているんですね。

 

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黄砂の飛散状況の調べ方

さて、飛散時期の目安はわかりましたが、具体的な日々の黄砂の飛散状況はどうやって調べたらいいでしょうか?

方法は大きく分けて2つです。

ニュースをチェックする

毎年黄砂の時期になると、天気予報でも黄砂情報を押してくれます。あなたのお住いに地域に影響があるかどうかがわかりますので、まずはテレビかネットの天気予報で、黄砂の状況をチェックしましょう。

気象庁の黄砂情報予測図をチェックする

気象庁のホームページに、くわしい黄砂情報チェックできるページがあります。現在の黄砂の実況図はもちろん、数日先までの予測図があり、とてもわかりやすいです。

黄砂

詳細 気象庁 黄砂情報

 

黄砂の読み方と飛散時期 まとめ

  • 黄砂の読み方は「こうさ」
  • 黄砂の飛散時期は2月から5月。ピークは4月。

毎年春になると花粉に悩まされている人も多いと思いますが、それに加えて黄砂まで飛んで来るんですから、大変な時期ですね。

黄砂は、車や洗濯物を汚したり、健康被害を引き起こしたりします。黄砂の飛散時期をしっかりとチェックして対策してくださいね。

 

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