年齢を書くとき、「○○歳」と「○○才」というように、2種類の漢字がありますよね。
「歳」と「才」には、一体どういう違いがあるんでしょうか?どうやって使い分けるの…?
わたしもこれまで深く考えていなくて、適当に使ってきたのですが、しっかり調べてみました。
あなたも違いがよくわかっていないなら、ぜひ読み進んでみてくださいね!
年齢の「歳」と「才」の違いと使い分け方
- 結論から言うと、年齢に使う時は「歳」が正式です。
でも、「才」もよく使われていますよね。どうしてでしょうか?
一般的に言われているのが
- 「歳」という漢字を習うまでは「才」使うから
- 「歳」という漢字は画数が多く難しいので、簡易的に簡単にすぐ書ける「才」使うから
です。
たしかに「歳」という漢字は難しいですよね。これは中学にならないと習いません。
でも、小学校でも年齢を書く場面がでてくるので、かわりに「才」を使うというわけですね。
ちなみに「才」は、小学校2年生ごろに習う漢字です。
また、大人であっても、ささっと書くために「才」の方を使うという場合もありますね。
もちろん日常の普通の場面では「才」でも問題ありません。
正式な場面では「歳」が使われる
正式には年齢を書く時は「歳」が正しいので、正式な場では必ず「歳」を使います。
ざっと身の回りのものを見てみたのですが
- 履歴書
- 近くの自動車学校の入稿申込書
- アパートの入居申込書
などなど、きっちりとした申込書関連はすべて「歳」が使われていました。
反対に「才」を使っているものは見つけられませんでした。
正式には「歳」とおぼえておきましょう!
日頃から「才」は使わず、「歳」を使うようにするといいですね。
「歳」と「才」 漢字の意味の違い
「歳」と「才」の漢字の意味も国語辞典で調べてみました。
「歳」の意味としては、「年齢や年月、時の単位、田畑の作物の量」とのこと。時間関係が多いですね。
歳の暮れのことを「歳末」ともいいますね。こう考えると、やはり年齢には「歳」が合っています。
「才」の意味は、「能力や知力、容積の単位」などがありました。「才能」ということですね。
まとめ 年齢には「歳」を使うのが正式
まとめると
- 年齢を書く時は「歳」が正式
- 普段は「才」を使って問題ない
- いつも「歳」を使うようにすれば困ることはない
といった感じです。
はースッキリ!ですね!
次から年齢を書く時は、「歳」を使いましょう!