※(注意)コロナ以来、SAL便が停止されている国がありますので、郵便局で確認して利用してくださいね!
日本から海外の友人などに小包を送るとき気になることと言ったら、やはり送料ではないでしょうか?
中に入れたものよりも送料の方が高額になってしまう!…なんてことも普通にあったりします。
わたしはアメリカとイギリスに友人がいるため、これまでに何度も小包を送っていますが、最初の頃はいまいち料金設定が把握できず、いつも郵便局の人に任せっきりにしていました。
でも同じように送っていても、高額な送料になったりする場合があって気になったので、しっかりと調べてみました。
そんなわたしの実際の経験から、国際小包をできるだけ安い料金で送る方法はSAL便がいいという結論になったので、ご紹介したいと思います!
わたしがいつも送る国はアメリカとイギリスなので、基本的にはこの2国へ送った時の経験になりますが、基本のサービスは同じなので、他の国に送る場合でも参考になるはずです。
あなたの送りたい荷物をできるだけ安く送る方法を知って、高い国際小包の送料を安く抑えて節約しちゃいましょう!
海外小包を安く送るにはSAL便がおすすめ
上で言っちゃいましたが、最初に結論から言ってしまうと、わたしのおすすめはSAL便(エコノミー航空便)です
SAL便の特徴を簡単に言うと、航空便よりも時間がかかるけど料金が安め、ということです。
SAL便の荷物は航空便で送られるのですが、飛行機の荷物スペースに空きができたときに載せていくため、空いていれば航空便とそんなに変わらないということもあります。(反対に、混んでいれば遅くなっていく場合もあります。)
「とにかく早く送りたい!」という場合でなければ、絶対におすすめです。(ただし相手国によってはSAL便で送れない場合があるので、確認が必要です。)
郵便局から海外に小包を送る方法は何がある?
海外へ小包を送る方法や特徴を少し詳しく見ていきます。まずは、海外に小包を送る時に選べる方法を見ておきます。
↓郵便局のサイトの図がわかりやすいです。(出典のリンク先のページで各サービスの詳細が確認できます。)
(出典:国際郵便サービス比較)
一番はやいのはEMSですが料金が高額です。また船便は一番安くていいのですが、届くのに1〜3ヶ月かかり紛失の危険性も高いので、ここでは除外します。
あなたの送りたい小包の大きさや重さで、料金もかなり変わってくるので、以下の郵送手段の料金・日数を比べて選ぶのがおすすめです。
2キロ以上の場合
- 航空便
- SAL便
2キロ以下の場合
- 航空便
- 小型包装物(サイズ制限あり)の航空便
- 小型包装物(サイズ制限あり)のSAL便
2キロ以下で、規定のサイズ以下であれば、小型包装物の料金が適応され安くなります。
2キロに収められるのであれば、ぐっとお得になります。家に量りがあれば確認しておきたいですね。
また小型包装物は、さらにSAL便あつかいにもできるのでおすすめです。(国によってはできない場合あり。アメリカ・イギリスはできました。)
※航空便とSAL便の間に位置するものとして、国際eパケット・国際eパケットライトというものがあります。内容はSAL便に書留を付けたようなものですが、ラベルを自分で印刷しなければならないこと、またSAL便より高いことから、ここでは除外しています。
実際にSAL便で送ってみた
少し前にアメリカとイギリスの両方に小包を送る機会がありました。
小包はどちらもギリギリ2キロ以下で、箱のサイズも規定におさまったので、小型包装物扱いでした。
一応郵便局員さんに航空便の場合の値段も聞いて、やはり一番安くしたかったので、小型包装物のSAL便で送りました。
必要であれば書留を付けることもできます。410円で6,000円までの保証が付き、もちろん追跡ができます。
ここで、わたしの小包を例にして料金の比較をしてみます。
- 重さ:1.9キロ
- 箱の大きさ:長さ+幅+厚さ=80cm
- 小型包装物扱い
航空便:2,760円(書留付き 3,170円)
SAL便:1,980円(書留付き 2,390円)
アメリカもイギリスも同じ料金でした。やはりSAL便のほうがお得ですね
郵便局のサイトで料金を計算・比較できます。
今回わたしの送った小包はどちらも10日ほどで無事に届きました。航空便でも1週間はかかるので、十分早く感じます。
これまで何度かSAL便で送ったうち、最高で20日かかったことがありますが、航空便がかなり遅れることもあるので、まあ許容範囲ではないでしょうか。
書留扱いにすると410円かかりますが、追跡・保証がつくのも安心です。
わたしは通常はつけませんが、大事な荷物の場合と、イギリスのど田舎に住んでいる友達に出すときは付けています。
国際小包はSAL便で安く送ろう!
わたしの経験からすると、やはりSAL便が料金・日数のバランスがとれていて一番のおすすめです。
郵便局員さんによっては、通常の航空便のみで、SAL便を選択肢に入れない場合があるので、「SAL便の値段も知りたいです。」と一言付け加えるといいですね。送り先の国によっては「SAL便」の扱いがない場合がありますので、その確認にもなります。
海外への小包は送料がかなり高くなるので、SAL便も候補に入れて、安く上手に送ってくださいね!