日本では、いろいろな場面で新札が必要になりますよね。たとえば、結婚式のご祝儀は必ず新札ですね。
それ以外でも、お年玉や、お祝いなど、誰かに贈り物としてお金を渡すときは、大抵新札をいれるという考えの方がほとんどです。
こういった場面で必要になる「新札」はどこに行ったら交換・両替してもらえるんでしょうか?結婚式に出席するのに、新札を用意するのを忘れていた!という事にならないように、新札を入手する方法を見ていきましょう!
新札への交換・両替は基本的には銀行で
お金ですから、やはり基本は銀行ですね。
銀行の窓口と両替機で新札を入手できます。手数料は銀行によって違いますが、数十枚ほどまでは無料のところが多いです。
窓口で新札に両替してもらう
窓口で両替してもらう場合は、そなえつけの申し込み用紙に記入して、窓口に出すだけです。
ただ、銀行は給料日から数日はとても混み合いますので、ちょうどその時期にあたってしまうと、かなり時間がかかってしまいます。時間に余裕を見て両替に行ってくださいね。
専用の両替機で自分で両替する
銀行には大抵、新札がほしい人用の専用の両替機が設置されています。
窓口が込んでいるときなどでも、両替機には人が並んでいないことが多いので、こちらを利用するといいですね。
郵便局でも新札の入手は可能
ちょっと前までは、郵便局で新札への交換を頼むと断られると言うことが多かったのですが、今は、郵便局も対応してくれています。
郵便局に用事があるときに、ついでに数枚、新札に両替しておくといいですね。郵便局では、銀行のように専用の申込用紙に記入する必要がありませんので、楽ちんです。
ただし、小さな郵便局などでは、多くの新札を用意していないため、両替自体を断られることもありますので、確認してくださいね。
土日に新札が必要なときはどこで?
結婚式に出席するので、土日にどうしても新札が必要な時ってありますよね。土日はどこかで両替をしてもらえるのでしょうか?
結婚式場では新札を用意しているところがほとんどです。あせってあちこち探し回る前に、式場に電話してみましょう。
また、数としては少ないですが、土日に開いている銀行があります。また、街の中心部にあるような、集荷の拠点となっている、大きな郵便局だと、土曜・日曜もやっていますね。一度お近くの銀行・郵便局の営業時間を調べておくといいですね。
しわのあるお札をピン札にする方法
どうしても新札が手に入らなかった、もしくは、仲のいい親戚へのお祝いだから、そこまでこだわらなくてもいい、という場合、自分でお札のしわを伸ばす、ピン札の作り方をご紹介します。
- できるだけ綺麗なお札を選びます。
- 洗濯のりスプレーをお札の両面に、シュッシュとスプレーします。
- 低温のアイロンで、しわを伸ばします。(ホログラム部分は熱に弱いので避けます。)
- かなり綺麗になっています!
洗濯のりスプレーがない場合は、大根おろしの汁でも代用できます。
お札をアイロンがけって、マンガみたいですが、かなり綺麗になりますので、一度やってみてくださいね!
お祝い事には何故新札を使うの?
お祝い事に新札を使う理由は、いろいろありますが、「前々から嬉しい気持ちで、お祝いを用意していた」という姿勢が、ひとつとしてあります。これは、葬儀などの御香典のお札は、新札だとあらかじめ死を待っていたと思われるので、使ってはいけない、という考えの逆バージョンですね。
また、やはり、相手の明るい前途を祝うという意味で、誰も使っていないお札を、というのは、きっと誰でも共通した感覚だといえますね。
結婚式のご祝儀に関して言うと、「ちゃんとそれなりの金額が入っていれば、新札でなくても、大して気にしないだろう。」と思っている人もいるようですが、できるだけ避けた方が無難です。
相手がお札を取り出すときに、他の人の入れた新札と比べて差が歴然です。せっかくの門出です。大人のマナーとして、新札を使用しましょう。
新札とピン札は違う
「新札」と「ピン札」とはちょっと違うって知っていましたか?
- 新札:銀行から出たばかりの、誰も使っていない新しい紙幣のこと(新券)
- ピン札:折れ目や汚れのない綺麗な状態の紙幣のこと
綺麗な状態でも、世に出回って人の手に渡っている紙幣を、ピン札というんですね。
新札を用意しておこう
必要なときに限って、手元にないという状況になることって多いですよね。新札もそんなものの一つです。
ですので、数枚をへそくりとして本の間に挟んでおくことをおすすめします。
次に銀行・郵便局に行ったときに、新札を入手しておいてくださいね!