春が近くなると、冬に着ていたニットのセーターや、ジャケット、コートなどを少しずつ片付けないといけませんね。
冬の服は厚手で、素材もカシミアやウールが使われていたりするので、気をつけて扱わなければいけません。夏のようにじゃぶじゃぶとは洗えませんね。
クリーニングに出せればいいけど、全部だしていたらお金がかかってしまってキツい!でも、自分で洗って縮んだり痛んだりしたらいやだ!
多くの人がそんな気持ちじゃないでしょうか?
できるだけ節約しつつ、お気に入りの冬物を片付けていきましょう。
冬のコートをクリーニングに出す頻度は?
冬のコートって、暗めの色の物が多いので、ぱっと見は全然汚れていないように見えますよね。他のみんなはコートやダウンなどをクリーニングに出しているんでしょうか?
マイナビウーマンが行ったアンケートの結果がありますので見てみましょう。
コートはどのくらい着たらクリーニングに出しますか(洗いますか)?
- 1位 ワンシーズン洗わない 69.8%
- 2位 1~2カ月 8.4%
- 3位 2~3カ月 5.5%
- 4位 1~2週間 3.0%
- 5位 3~4週間 2.7%
1位は 「ワンシーズン洗わない」 でした。
理由としては、クリーニング代が高い、汚したりしなければ大丈夫、コートを1着しかもっていない、などでした。
洗いたい派の人は、汚く感じるから、汚れや臭いがめだってくるから、などです。
このアンケートを合計しても100%にならないので、残りの人の中には次のシーズンまで持ち越しちゃうという人もいるんじゃないでしょうか。
コートやダウンなどはクリーニングに出すべき?
頻繁に出す必要はありませんが、何度か着用したのであれば、少なくともシーズン終わりにはクリーニングに出すことをおすすめします。
一見汚れていないように見えますが、汗などの汚れは付いている んですね。
ですので、そのまましまい込んでしまうと、収納中に黄ばんでしみになったり、虫食いやカビが発生しやすくなってしまうのです。
来シーズンに新しく買うことになってしまうと、クリーニング代よりはるかにお金がかかります。お気に入りのもので長く着たいのであれば、なおさら、クリーニングに出して綺麗にしておくのがいいですね!
クリーニングに出すときのコツ
なるべく節約するには
クリーニング店の店頭や折り込み広告で、 キャンペーンや割引 などをチェックしましょう。
お店によっては、まとめて出すと安くなったり、誕生日割引、冬物期間限定割引などをやっていますので、見逃さないようにしたいですね。
お店はなるべく1箇所に決めて スタッフの人と顔見知りに なるのをおすすめします。いつも同じ所で出していると、おまけしてくれたり、事前にキャンペーン時期を教えてくれたりするのでお得です。
出す時期は
もう暖かくなったなと思っていたら、急に寒さがぶりかえした、ということってありますよね。ですので、おすすめは、 分厚い物から順に 片付けていく、という方法です。
真冬の一番寒いときににしか着ないコートから順番にクリーニングに出してしまっていくというやり方です。
一度に出費がかさまない点もいいところです。
出すときは
クリーニング店でお願いする際、気になる汚れなどがある場合は、 店員さんに伝えて おきましょう。
受け取ったら
クリーニングから戻ってきたら、ちぢみ・シミ・シワができていないか、汚れは落ちているか、付属品はちゃんとついているかなど、 ちゃんとチェック してくださいね。
また、かかっているビニールカバーは汚れ防止目的でつけているもので、収納には適しませんので、織布製の衣装カバーに変えましょう。
コートやダウンは自宅で洗濯できる?
コートやダウンでも家で洗えるものもあります。
まずは、 服に付いている洗濯表示のタグをチェック しましょう。
水洗いはできない (これがついていたら自宅で洗えません。) | |
弱い手洗いOK (30は液温30度の意味。物によって変わります。) | |
洗濯機OK (弱30は液温30度で弱水流で、の意味。物によって変わります。) |
基本的には上のような表示を確認して、洗い方を決めましょう。
ダウンの洗い方
最近は量販店などで、洗えるダウンを扱っているので、ここでは一例として、ダウンの手洗いの方法をご紹介します。
- ファスナーなどは閉めておきます。
- 洗濯おけ、洗
- 洗濯表示タグで手洗いができることを確認します。
- 面所のシンク、大きいダウンの場合は洗濯機の洗濯槽に、ダウンジャケットがつかるくらいの水(30度以下)を入れ、おしゃれ着洗い洗剤をいれます。
- そこにダウンジャケットを浸して、両手でやさしく押し洗いをします。
- 洗い終わったら、水を替え、また優しく押し洗いをし、すすぎをします。
- 水が綺麗になるまで、すすぎをもう一度繰り返します。
- 優しく押して水を切り、さらにバスタオルで水分を取ります。
- 風通しのいいところで陰干しします。
- 途中でダウンの偏りなどを直しながら、完全に乾くまで干します。
- 乾くとふわふわになりますので、安心してください!
思ったより簡単にできますので、やってみてくださいね。水洗いOKの表示がないものでも大丈夫なことが多いですので、普段使いのダウンなら試してみるのもいいですね。
高価なものや、とってもお気に入りのものはクリーニングに、普段使いのものは家で、とうまく分けてやってくださいね。
最後に
お気に入りのコートなどはできるだけ長く、良い状態で着たいですね。
クリーニングと自宅での洗濯とを上手に使い分けて、賢く行きましょう!
次のシーズンも素敵なコートで暖かく過ごしてくださいね。