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ヒヤシンスの水栽培にチャレンジ!時期や容器、育て方は?

ヒヤシンスの水栽培を始めるなら今!

ヒヤシンスの水栽培(水耕栽培)ってやったことありますか?球根を土に植えるのではなく、水だけで育てていく方法です。40代くらいの方なら、小学校の時にヒヤシンスを育てた憶えがあるかもしれません。

ガラス容器の中の根っこが、毎日伸びていくのを見るのが楽しいんですよね〜!発芽から綺麗な花が咲くまでを見ていけるこの水栽培、今年はやってみませんか?

 

ヒヤシンスの水栽培を始める時期、球根や容器の選び方から育て方まで、一緒に見ていきましょう!

 

 

ヒヤシンスの水栽培を始める時期は?

ヒヤシンスの水栽培は、寒くなってから始めます。

11月~12月初旬が最適です。

 

ヒヤシンスの球根は、だいたい10月頃から売られるようになります。ホームセンターなどにコーナーができていたりするので、目にする機会がふえるはずです。見つけたときに買っておきましょう。

遅くなると、もう取り扱いがなくなったり、あっても、根がでてきてしまっていたりします。

 

ヒヤシンスの球根の選び方

球根選びは大事です! できればネットでなく、近くのホームセンターや花屋で実物の球根を見て買うのをおすすめします。ネットで買った場合、状態が悪く、元気がない感じのものが送られてくることがあります。

ネットで買う場合は、ちゃんとした園芸専門店から買いましょう。

せっかく育てるなら、自分の目で見て、もりもり育つような球根を選びたいですね!

 

選ぶときのチェック項目は以下です。

  • 栄養がたっぷり蓄えられているずっしりと重たいもの
  • 球根の下の根っこが出てくる部分に傷のないもの
  • カビなどが付いていない
  • 腐っていない
  • 見るからに元気そうなもの

 

まずは、球根を持ってみましょう。ずっしりと重い物がおすすめです。栄養がたっぷり入っている証拠です。

土に植えるのと違って、水栽培は水だけで育てるので、球根にたくさん栄養がつまった大きなものを選ばないと、成長がいまいちだったり、花が小さかったりすることがあります。

パッケージに「水栽培用」とかいてあるものは、たいてい大玉・特大サイズです。書いてない場合は、とにかく大きいのを選べばOK!

 

また、球根の下の部分(根っこの生えてくる部分)に傷がないか確認しましょう。傷があると、根っこの伸びに影響することがあります。

もちろん、表面がキレイなものを選びます。うっすらと緑色になっていたら、それはカビですので避けましょう! 時々腐っている物もありますので、触ってみてしっかりチェックします。

 

しっかり見て、将来性のありそうな球根を選んでくださいね!

 

ヒヤシンスの水栽培の容器のおすすめ・選ぶポイント

ヒヤシンスポット

 

水栽培と言えば定番はこの形ですね。このちょっと懐かしくてホッとする、レトロな無地のガラス製がおすすめです!(上の写真はわたしが毎年使っているヒヤシンスポットです!) ホームセンターだと300円〜400円くらいから売っています。

ある程度重さがあるので、花が大きく育っても安定するし、見た目のバランスもいいです。

それに、このタイプのガラスポットだと、伸びてきた根っこがキレイに見えて、とても楽しいですよ〜。

同じ形で表面にお洒落なレリーフが入っているものがあったので、そちらも買ってみましたが、表面にレリーフや模様が入っていると、せっかくの白い根っこがキレイに見えないので、絶対に無地のガラスポットがおすすめです。

 

また、プラスチックで植木鉢のような形の物もあります。一度ホームセンターに行ってみると良いですね。ネットで探すなら「ヒヤシンスポット」で検索すると出てきます。

お洒落なタイプもありますので、お気に入りの容器を探してくださいね!

 

 

ヒヤシンスの容器を選ぶときの注意

ヒヤシンスの根っこはもりもりと伸びていきます。根がしっかりと伸びることができるスペースのあるものを選ぶことが必要です。小さいものだと窮屈になってしまい、ヒヤシンスが可哀想です。

上の写真のような、昔ながらのガラスポットくらいのスペースを基本に考えると選びやすいですね。

 

また、透明(中が見える)のものを選ぶのもポイントです。

下の育て方のところで説明していますが、ヒヤシンスは成長に合わせて水の量を変える必要があります。なので、中の水がどれくらいになっているかがわかる、透明の容器がおすすめなんです。

 

↓おしゃれなタイプが良ければこちらがおすすめ! 見た目も機能もバッチリです! 2サイズあります。

ホームセンターでも見かけましたよ。シンプルで、根っこもよく見えていい感じです。

 

ヒヤシンスの容器を手作りする

ヒヤシンスの器は、専用のものでなくても代用できます。

ペットボトルや他のお気に入りの花瓶、ガラス瓶などでも、代用できます。ただ、必ず球根が水に浸りすぎて腐らないようにする工夫が必要です。

また、ヒヤシンスのためにも、根っこがのびのびと育つことのできる十分なスペースがある容器を選んであげてくださいね!

 

容器を手作りすることもできます。ペットボトルで作ると簡単ですね。

球根の大きさに合わせて、500ミリか1.5リットルのペットボトルを選んでくださいね。

ペットボトルのヒヤシンスポット

 

 

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ヒヤシンスの水栽培の手順

球根と容器をそろえたところで、さっそく水栽培の手順を見ていきましょう! 楽しみ〜!

  1. 水を入れた容器に球根をセットする
  2. 暗くて寒いところに置いておく
  3. 根が充分伸びたら、日の当たる明るいところに出す
  4. 花が咲くまでニヤニヤ楽しむ

 

水を入れた容器に球根をセットする

容器に水を入れ球根をのせます。この時、水にどっぷりと浸すと腐ってしまうので、球根の下の部分のみが水についているようにします。

 

暗くて寒いところに置いておく

ヒヤシンスは根が出るまでは寒くて暗いところに置いておきます。暗くする理由は、土の中で育つのと同じような状況を作るためです。

暗いところが無い場合、アルミホイルや紙などを巻いて光を遮断するのも効果的です。また、寒い場所として、冷蔵庫などに入れておくという方法もあります。

わたしはいつも家の中で一番寒い部屋に置いておきます。

 

球根をセットして、寒くて暗いところに置いた後、数日で白い根が顔を出します。これが超うれしい! でも我慢、我慢。そのまま寒くて暗いところに置きつづけます。

根が長くなってきたら、水を減らして、球根の底には水が届かないようにします。これで球根が呼吸でき、腐ることもなくなります。

 

この状態で根がもう少し伸びるまで待ちましょう。

 

根が充分伸びたら、日の当たる明るいところに出す

根が容器の半分以上まで十分伸びたら、上から芽も出てきているはず。

こうなったら、もう明るいところに出しても大丈夫。今度は葉や花が育つよう日光にしっかり当てます。

いつも目に入るところに置いておくと、毎日成長がしていくのを見ることができて楽しいです。

 

花が咲くまでニヤニヤ楽しむ

ヒヤシンスつぼみ

今度は上の方がぐんぐん育っていきます。そして、可愛いつぼみが顔を出すようになります!

水は1週間に1回くらい取り替えます。上のレトロなガラスポットの場合、球根を抜くと戻せなくなるので、球根を少しずらして、ガラスポットを傾けて水を替えます。根っこが折れてしまわないように気をつけてくださいね。

 

あとは花が咲くのを待つだけです。始めた時期にもよりますが、1月〜3月頃には花が咲きます。可愛いヒヤシンスを楽しんでくださいね〜!

↓我が家でも毎年キレイに咲きますよ〜!(このポットはオリーブの模様がついていて、可愛いけど根っこが見にくいです。)

キレイに咲いたヒヤシンス

 

花が終わってしまっても捨ててはいけません!

球根部分は、栄養を使い果たした…という感じでスカスカになっていますが、そのまま庭に植えておくと、翌年にまた花を咲かせてくれます! 毎年増えていって嬉しいですよ〜!

↓こんなに綺麗に咲いてくれます。(肥料をやるともっと元気になると思います。この写真は肥料なしのそのままです。)

土に植えたら翌年咲いたヒヤシンス!キレイ〜!

 

おまけ ヒヤシンスの花言葉

紫 「悲哀」「初恋のひたむきさ」

ピンク 「しとやかなかわいらしさ」

黄 「勝負」「あなたとなら幸せ」

白 「心静かな愛」「控えめな愛らしさ」

赤 「嫉妬」「私は悲しい」

 

ヒヤシンスの名は、ギリシャ神話にでてくるヒュアキントスに由来します。

彼が医学の神アポロンと円盤投げをしていたところ、その楽しそうな様子に嫉妬した西風の神ゼピュロスが風を起こしたため、アポロンが投げた円盤がヒュアキントスの額に当たり、大量の血を流して死んでしまいます。この時に流れた血から生まれたのが紫のヒヤシンスとされています。

ちょっと怖い〜!

 

ヒヤシンスの水栽培を楽しもう!

ヒヤシンスの水栽培は、土が不要で、庭やプランターがなくても手軽にできるので、とってもおすすめです。

土で汚れることなく、家の中で観察しながら育てることができます。

 

始めるなら11月〜12月初旬が時期なので、ぜひやってみてくださいね!

わたしももちろん今年もやりますよ〜!

 

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