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熊手の意味とは?飾る方角や置き場所、処分の仕方まで!

熊手

11月の酉の市や、お正月の初詣で神社に行って、熊手を買ったりする人は多いんじゃないでしょうか。

華やかでめでたい感じのこの「熊手」ですが、たいてい竹でできた、ほうきみたいなのがついていますね。そして、その上には、おたふくや米俵、七福神のようなものが飾られています。一体どういう意味があるんでしょうか?

また、買ってきたらどこに飾ったら御利益があるのかも気になります。

そこで今回は、熊手の意味と、飾る方角や置き場所、そして処分の方法までご紹介します。

 

 

熊手の意味や由来とは

熊手というと、飾る熊手もありますが、掃除道具として使う竹でできたほうきみたいなもののことを言いますよね。秋に落ち葉などを掃除するのに使うというイメージがあります。

この掃除の熊手は、飾りの熊手の土台になっているものと同じ感じですね。熊手に「かきあつめる」役割があるため、

金運や幸運・福をかき集める

という意味に変化していきました。めでたい飾りもの(おたふく、米俵、小判、鯛、七福神などなど)をいろいろとつけて、「縁起物」として飾るようになったんですね。

とくに、商売をしている人が買うことが多いです。お金をかき集めて商売繁盛に結びつくと言うことで、とても大きな熊手を買っている姿を見かけたりしますね。

 

熊手の選び方

熊手は、小さいものから大きいものに変えていくのがいいとされています。どんどん商売を広げていく感じですね。

初めに大きいものを買って、翌年にサイズを小さくしてしまうのは、あまりよくないので、せめて同じサイズのものを買うようにするといいですね。

 

熊手に付いている縁起物の飾りは、いろいろありますので、あなたの気に入ったものを選びましょう。基本的にはどれを選んでも福を呼び込めます。お金を呼び込みたいのなら、小判や小槌など金糸の米俵などがついているのがいいかもしれませんね。

また、熊手を買ったら、袋に入れてもらわないようにしましょう。袋に入れてしまうと、福を呼び込めません。そして、上に向けて持って帰るようにするのがおすすめです。

熊手

熊手はいつ飾る?

熊手は普通のお正月飾りとは違い、1年中飾っておくものです。

初めて熊手を飾る場合

12月28日にかざりましょう。

新しい熊手に変える場合

古い熊手を返納して、新しい熊手を飾る場合は、すぐに飾り始めて問題ありません。

毎年11月の酉の市、または初詣などで熊手を買った場合は、古い熊手と入れ替えて、その日から飾ります。(古い熊手は酉の市で引き取ってもらいましょう。)

 

熊手を置く場所は

もしも神棚があれば、熊手を神棚に飾るのが一番のおすすめです。

ただし、神棚は小さいので、熊手のサイズによっては、飾れないこともありますよね。また神棚自体がない場合も多いかと思います。

そんな場合は、部屋の高い位置に飾るようにしましょう。

 

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熊手を飾る方角は

神棚がある場合

神棚がある場合は、方角を気にせず飾って問題ありません。もともと神棚の向きは、一番いい方角になっているはずです。

 

神棚がない場合

北向きに飾るのはよくありませんので気をつけてくださいね。

神棚が無い場合は、北を背にして、南向きか東向きにします。無理な場合は、北向き以外であれば大丈夫です。

また、出入り口・玄関などの外と通じるところに向けて飾るのもおすすめ(北向き以外)。福をオフィス・家の中に、ごっそりとかき込むイメージですね。

 

熊手はその形状ゆえ不安定ですので、しっかりと固定させて飾るようにしてください。

 

熊手の処分方法は

1年間飾った熊手は、新しい熊手と交換しましょう。熊手の効果は1年とされています。買ったところに納めるのが一番ですが、別の所でも問題ありません。

  • 酉の市の会場で古い熊手を奉納する
  • 初詣に行った時に神社で引き取ってもらう(お焚きあげ・古札札納め所)

 

熊手の意味、飾る方角や置き場所、処分の仕方のまとめ

  • 熊手は金運・幸運・福をかきあつめる縁起物
  • 高い位置に飾る
  • 北向き以外、南か東向きに置く
  • 古い熊手は酉の市や神社に返納する

縁起物のめでたい飾りがたくさんついた熊手が並んでいる風景を見ると、なんだかわくわくした気持ちになりますね。

新しい年を、福で一杯にするために、今年も熊手を選んでくださいね!

 

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