9月の第3月曜日は「敬老の日」ですね。敬老の人は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」という日です。
お年寄りを敬い、お祝いをすることはとても良いことですが、一口に「お年寄り」といっても、具体的に何歳くらいのことを指すのかがわかりませんよね。
最近は、お年を召してもとても若々しく元気な人が多いですし、「敬老の日のお祝いをしたら、気分を害するかな…」なんて、ちょっと心配になりますね。
敬老の日にお祝いをするのは、だいたい何歳くらいから上なら大丈夫なんでしょうか?見ていきましょう!
敬老の日:老人って何歳から?
ちょうどニッセイが行ったアンケートがありますので、見てみましょう!
【「敬老の日」でお祝いされる対象は何歳からだと思いますか?】
(出典:ニッセイ)
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
- 40代以下の人が考える「敬老の日」の対象年齢…60〜64歳から
- 50代以上の人が考える「敬老の日」の対象年齢…70〜74歳から
となっています。
40代以下の若い人から見たら、60〜64歳はとても老けているのでは、というイメージがあるのかもしれませんね。一方、50代以上の方にとっては、70歳未満は、「敬老の日」を祝ってもらうほど年寄りではないと感じています。
これは、現在年齢が上の方たちなら経験済みではないでしょうか?若いときは、60歳と聞くと、遠すぎてよくわからず、漠然と年寄りだなという印象があったはず。でも、実際、自分が年をとってみると、60歳になっても、気分的には若いときとさほど変わってないと感じるんですよね。
ひとまずは、両者の真ん中を取って、「敬老の日」の対象年齢は、65歳以上というのを目安にしておくとよさそうです。
ちょうど、現在は定年が引き上げられて65歳になっていますし、65歳から前期高齢者と呼ばれていますね。
敬老の日を祝う年齢:個々の判断法
本人に聞いてみる
敬老の日を祝う相手は、たいていはあなたの肉親ですよね。おじいちゃん・おばあちゃんだったり、お父さん・お母さんだったりするはずです。
65歳くらいになったら、いちどさらっと聞いてみると良いですね。肉親ですから、「まだまだ若いつもりだから、いらないよ。」とか、「ありがたく祝ってもらうよ。」なんて、怒らずに答えてくれるはずです。
孫ができたなら多分OK
孫が生まれた場合、年齢が若くても、孫から見たら「おじいちゃんとおばあちゃん」です。孫はきっと幼稚園などで、敬老の日の工作などをするんじゃないでしょうか?可愛い孫が祝ってくれるなら、何歳だとしても嬉しいはずです。
孫からの場合は、どちらかというと日頃の感謝を伝える感じになりますから、あまり年齢を気にする必要もなさそうですね。
肉親以外ならちょっと工夫する
たとえば、相手がご近所に住む方だったり、ちょっと知り合いの方だったりしたときは、「そんなに年寄りじゃない!」と気分を損ねる場合がありますね。こういった場合は、もちろん相手の性格によって判断してくださいね。少し前になったら、さりげなく敬老の日の話をしてみて、反応を見るのも良いかもしれませんね。
また、相手が女性の場合、やはりいつまでも若くいたいのが女心。あまり年寄り扱いしないように気をつけてください。
敬老の日を祝う年齢は相手に合わせて
ここでは、アンケートや日本での高齢者の定義などから、敬老の日を祝い始める年齢は「65歳」を目安にすることをおすすめします。もちろん相手があってのことですから、上でご説明したとおり、実際に聞いてみたりしてお祝いしてくださいね。
相手の気持ちを尊重しつつ、感謝の気持ち、尊敬の気持ちをしっかり伝えることのできる敬老の日にしてくださいね!
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