腕時計を買おうと思って検索すると、普通の電池式の他に、太陽光や蛍光灯で充電するソーラータイプのものがありますよね。
これってどっちがいいんでしょうか?できるだけメリットのある方を選びたいけれど、具体的な差がよくわからないという人も多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、腕時計の電池タイプ(クォーツ)とソーラータイプのどっちがおすすめなのかを、両者の機能や費用、寿命などから比べてみたいと思います。
迷っているあなたはぜひチェックしてみてくださいね!
腕時計 電池(クォーツ)タイプとソーラータイプの違いを比較!
それでは違いを具体的に見ていきます!
一番の違い
- 電池式⇒使い捨て電池使用
- ソーラー式⇒太陽光で何度でも充電できる内蔵電池使用
一番の違いは使っている電池ですね。
昔からある普通の電池式の腕時計は、きっと誰でも一度は使ったことがあると思いますが、小さな電池で腕時計を動かす仕組みですね。
電池がなくなると動かなくなってしまうので、定期的に時計屋さんで新しい電池に交換をする必要があります。
ソーラー式の場合、中にはいっている電池は充電できるタイプです。
電池がなくなっても太陽光や蛍光灯の光を当てることによって、充電を繰り返すことができるので、電池をひんぱんに交換する必要がありません。(寿命はあります。後述)
腕時計の値段
- 電池式⇒安め
- ソーラー式⇒少々高め
電池式の腕時計とソーラー式の腕時計の価格を比較してみると、電池式のほうが安めの設定になっています。(有名なブランドのために価格が上がっているタイプを除く)
時計自体を安く買いたい!という場合はソーラータイプよりも電池式がおすすめです。
ただし下で説明するように、電池の寿命が短いため電池交換の料金がかかってくるので、そのあたりを計算しておく必要があります。
電池の寿命
- 電池式⇒通常2-3年程度
- ソーラー式⇒通常10年程度
腕時計で使われている電池自体の寿命が違います。
物にもよりますが、電池式の場合は通常2-3年程度が目安、一方ソーラー式の場合は10年程度が目安と長くなっています。
電池式の腕時計の場合、電池の寿命が短いので、電池交換にいかなければならないのがちょっと面倒ですね。物によってはずっと早くに寿命がくる場合もあるので、なんだか頻繁に電池交換してるなぁ…という印象になるかもしれません。
ソーラー式の場合は、充電を繰り返すことができるので、10年程度繰り返して使うことができます。電池交換の煩わしさがないというのが人気の理由の一つとなっています。
腕時計本体の寿命
- 電池式⇒通常10年程度
- ソーラー式⇒通常10年程度
腕時計本体の寿命に関しては、どちらも目安として10年程度と思っておくのがいいですね。
もちろん物にもよりますし、わたしの持っている電池式の腕時計は20年以上しっかり動いています。10年くらいたつと壊れる確率が高くなるということです。
電池式・ソーラー式のどちらの場合も、オーバーホールと呼ばれるメンテナンス(時計屋さんに腕時計の内部まで掃除・調節などをしてもらう)をすることで、腕時計本体の寿命を伸ばすことができます。
維持費用
- 電池式⇒電池交換代
- ソーラー式⇒特になし
腕時計を購入後にかかる費用を見てみます。
上で説明したように、電池式は使い捨て電池なのでなくなったら電池交換が必要なため、その料金がかかります。
通常の時計であれば1,000円程度でやってもらえるところもありますが、高価なものや防水の付いた時計の場合は、技術料としてかなり高い料金になる場合があります。
それが数年ごとに繰り返しになるということを頭に入れる必要があります。
ソーラータイプの場合は、通常10年はもちますので、その間は電池交換費用などがかからないのがメリットです。
ただし、寿命になって電池交換をする際は、通常、電池式のものよりも高くなります。値段は時計によりますので、気になる場合は、購入する際にいくらくらいになるか聞いておくと良いですね。
使用時に注意すること
- 電池式⇒特になし
- ソーラー式⇒光を当てる必要がある
ソーラー式は太陽光や蛍光灯の光で充電するので、光が当たらない場所にずっと置いておくと止まってしまいます。
毎日外に出る時に腕に着けているのであれば、充電はされますが、冬などに長袖の服で時計が隠れてしまうと充電不足に陥ることがあります。一度フル充電すれば数ヶ月はもつことになっていますが、それでも意識して光に当てるようにする必要があります。
電池式は引き出しなど、光のないところにに入れておいても問題なく動いていますので、日々使っている時に気にすることはありません。
あなたには電池式とソーラー式どちらがおすすめ?
では最後に、電池式とソーラー式のどちらが向いているのか、チェック項目を見ておきましょう!
電池式がおすすめな人
- 好きなデザインの腕時計が電池式だった場合
- 初期費用(腕時計代)を安く収めたい人
- 定期的な電池交換があっても構わない人
ソーラー式がおすすめな人
- 好きなデザインの腕時計がソーラー式だった場合
- 初期費用(腕時計代)が少し上がってもソーラーの便利さを優先する人
- 定期的な電池交換が面倒な人
- 腕時計に陽を当てて充電することを忘れない人
↓こちらでソーラー式の腕時計について詳しく書いてあります。
関連記事 ソーラー腕時計はメリットばかり?実はデメリットも!評判や使ってみた感想も紹介
まとめ
腕時計を買う時に、電池タイプを選ぶかソーラータイプを選ぶかは、個人の好みによりますので、どちらかが絶対に良いというものではありません。
わたしの場合は電池交換が面倒なので、腕時計を選ぶ基準の中に「ソーラータイプであること」というのが入っています。また、時間合わせの必要のない「電波タイプ」も必須事項です。(相当な面倒くさがり)
今回ご紹介したように、電池タイプもソーラータイプもメリット・デメリットがありますので、あなたの中で優先順位を決めて選ぶのがおすすめです。
素敵な腕時計を見つけてくださいね!