「しぶんぎ座流星群」って、知っていますか?あまり聞いたことのない名前ですね。でも、三大流星群の一つなんです。
この「しぶんぎ座流星群」は、2023年にはお正月の1月4日頃に見ることができますよ〜。
今回は、2023年の「しぶんぎ座流星群」が見られる日にちや時間、方角などをご紹介します。
しぶんぎ座流星群とは?
しぶんぎ座流星群は、三大流星群の一つです。
三大流星群とは
- しぶんぎ座流星群
- ペルセウス座流星群
- ふたご座流星群
となっています。
「しぶんぎ座」は、1795年にフランスの天文学者のジェローム・ラランドが名付けた星座です。しかし、後に国際天文学連合が、星座を88個と決めた時、しぶんぎ座は、その88の中に入ることができなかったため、現在では星座としては存在しません。
でも、しぶんぎ座のあたりに流星の放射点があるため、しぶんぎ座流星群と呼ばれているんですね。
しぶんぎ座流星群は、年によって現れる流星の数にかなり差があるため、とても少なくてあまり見えない時もあります。また、流星が現れる時間が短いので見逃してしまいがちです。
2023年のしぶんぎ座流星群を見るには
しぶんぎ座流星群の日にち・時間・ピーク(極大)は?
【しぶんぎ座流星群を見るおすすめの日時】
2023年1月4日(水)1時ごろ〜夜明けまで(特に4時〜5時頃が条件がよくおすすめ)
極大(一番流れ星が活発になる時)は、1月4日のお昼12時頃となっています。
残念なことに、昼間なので一番ピークのときは日本では見えないんですよね…。
なので極大の前の暗い時間、2023年1月4日(水)1時ごろ〜夜明けまでがおすすめです。
特に月が沈んで空が暗くなり、放射点(流星が流れ始める場所)が上がってくる、4日の夜明け前(4時過ぎから5時頃)がが一番観測しやすい時間となります。
しぶんぎ座流星群の方角は?
方角としては北東方面ですが、星はいろいろな方向に流れるので、見る時は方角を気にせず、空を見上げるだけでOKです。
広範囲が見えるようにチェックしているのがおすすめです。
流星の出現数は?
2023年のしぶんぎ流星群ですが、普通に空を見上げて見つけられる流れ星の数は、1時間で25個ぐらいとの予想になっています。
(明るい都会よりも暗い山のほうがより見えます。)
しぶんぎ座流星群観測にあるといいもの
しぶんぎ座流星群を見に、外へ出かける場合、持って行くといいものがあります。
とにかく寒いですから、防寒第一で行ってくださいね。
- 防寒着…コートや毛布など
- カイロ…腰に貼るのがおすすめ
- 温かい飲み物…保温の水筒やマグボトルなどに入れていきましょう
- 双眼鏡…肉眼でも問題なく見えます
- シート…外で座る場合は敷物や座布団が必須です
- 懐中電灯…まぶしくないよう赤いセロハンを貼るといい
- カメラ
しぶんぎ座流星群を楽しんで!
2023年のしぶんぎ座流星群を見るのに適しているは、1月4日(水)1時ごろ〜夜明けまで(特に4時〜5時頃が条件がよくおすすめ)です。
1月4日は、仕事初めという人も多いかもしれません。早起きをして流星群を見て出社というのもいいですね!
ぜひ美しい流星群を見てくださいね!