犬の暑さ対策は万全ですか？夏の留守番の時エアコンはつけておく？

このところの夏は、ほんとうに暑いですね。6月の梅雨の頃から、ムシムシ・ジメジメして温度も高くなっていき、夏本番になると真夏日の連続です。この暑さには、本当にぐったりしてしまいますね。

わたしたちが暑いと感じるのと同じように、あなたのお家のワンちゃんも、とっても暑くて大変ですね。特に身体の小さな犬だと、暑さにやられないか心配ですね。

あなたの大事なワンちゃんが、夏に快適に過ごせるようにするには、どうしたらいいでしょうか？犬だけが留守番で家で一人になるときは？

簡単にできる、犬の暑さ対策法、対策グッズを見ていきましょう。

犬は暑がり？

犬は全身を毛に覆われていて、夏は暑くないのかな〜？なんて思いますよね。犬はわたしたち人間のように、身体の表面から汗を出して体温を下げることができません。犬の汗腺は、肉球にしかないんです。

よく、舌を出してハアハア言っていますよね。犬はああやって熱を発散させて体温調節をしているんです。なかなか大変ですね。

犬が暑いと感じている時は、下のような様子であることが目安となります。そのままずっと暑いところにいると、熱中症になることもありますので、夏は犬の暑さ対策もちゃんとする必要があります。

それでは、普段あなたの犬がいる室内は、どんな環境にしてあげたらいいかを見ていきましょう。

あなたたち家族が一緒にいる場合なら、きっともともとエアコンはついていますよね。犬も同じ部屋に入れてあげましょう。エアコンの風は直撃しないように、向きを調節してくださいね。また、温度は人にとっても犬にとっても低すぎない方が良いですね。26〜28度くらいにしておきましょう。

扇風機と併用すると、設定温度が高めでも涼しく感じます。電気代もちょっと節約できますね。

いろいろなタイプの冷却グッズがでていますので、利用しましょう。

クールマット（冷却マット）やアルミマット、大理石のボードを下に敷いておくと、犬がその上でひんやり過ごせます。また、アイスノンのようなものや、凍らせたペットボトルを、かじられないようにしっかりとタオルで包んで、置いておくのもいいですね。

冷却グッズは、犬によって好きなものがあったりしますので、いくつか試して、あなたのわんちゃんのお気に入りを見つけると良いですね。

窓などから部屋に入る直射日光を遮りましょう。カーテンを閉めたり、外側にすだれをかけたりもいいですね。ケージがある場合は、必ず直射日光があたらない場所に置きましょう。

暑いと喉が渇きますので、いつでもお水が飲めるよう、新鮮なお水をたっぷり用意しておきましょう。

毛の長い犬の場合は、サマーカットをして、適度に短く切ってもらうのもいいですね。涼しくなるはずです。

あなたや家族が出かけて、犬だけがお家でお留守番の時は、暑さ対策はどうしたらいいでしょうか？

基本的には、上でご説明した普段家族と一緒の時と同じにするのは基本です。

エアコンつけっぱなしが気になる場合は、窓を開けて風通しを良くしておきましょう。ただし、ほんとうに暑くて、毎日真夏日が続く時期は、クーラーのついていない部屋に、わんちゃんを一人で置いておくのは絶対にやめましょう。

毎年、クーラーをかけていなくて、暑さで亡くなった人のニュースがありますよね。一番暑い時期はエアコンを使用しましょう。

また、普段の留守番ではケージにいれていても、夏の留守番の際は、ケージから出しておくといいですね。そして、できれば、もう一部屋違う部屋へ移動できるようにしておくのもおすすめします。できるだけ日当たりの良くない、涼しい部屋にいけるようにするといいですね。

そうすることで、犬が自分にとって涼しくて、過ごしやすいところを選ぶことができます。

わたしたち人間も犬も、暑さへの対策の基本は一緒でしたね。ただし、犬は言葉をしゃべることができませんので、ちゃんと様子をみてあげることが大事です。

わんちゃんはあなたの家族の一員ですから、しっかりと夏の暑さ対策をして、守ってあげてくださいね。今年の夏も元気に乗り切りましょう！