あなたは、年末に大掃除をしますか?我が家は年末年始に帰省するので、11月中頃あたりから年末に向けていそいそと掃除が始まります。
そもそも、大掃除は1年の汚れをきれいに落として新年の年神様をお迎えしようという日本ならではの儀式です。グローバル化した現代では、大掃除する家庭がどれくらいあるのでしょうか。
ここでは、ほかの人は大掃除をしているのかどうかや、年末に大掃除をしたくない人へ向けた、お掃除に関する色々をお伝えしていきます。
他の人は年末に大掃除をする?しない?
年末の大掃除、他の人達はやっているんでしょうか?
ケルヒャー ジャパン株式会社が行った「大掃除」に関するアンケートがあるので見てみましょう。
Q1 今年は大掃除をしますか?
- する予定 44%
- 必ずする 38%
- しない 18%
これで見ると、大掃除を実施する、または実施しようと思っている人が8割を超えることが分かります。
今の時代、もう気にしていない人も多いのかなと思いきや、意外と多いんだな、というのがわたしの感想です。
やはり、年末に大掃除をして、新しい年を気分良く迎えたいという気持ちがあるということですね。
Q2 大掃除は好きですか?
- 嫌い 34%
- どちらかというと嫌い 37%
- どちらかというと好き 20%
- 好き 9%
でも、大掃除が好きかどうかの問いにたいしては、嫌い・どちらかというと嫌いが7割を占めるので、大掃除はしなければならないと思うけど面倒なもの、という概念があるようですね。
大掃除が嫌いな理由
では、大掃除が嫌いというのには、どんな理由があるのでしょうか。上記のサイトのアンケートでは、
- 時間がかかる
- 体力を使う
- 汚れが落ちない
- 手や服が汚れる
- 清掃方法がわからない
- 家族が協力してくれない
という順番に、嫌いな理由が挙がっています。
このほかにも、ネットなどでの意見を見てみると、大掃除ってどこまでをいうのか、そもそも大掃除自体面倒だ、日ごろから掃除していれば大掃除は要らないのではないか、という声もありました。
わたしも、綺麗にしたいと思いつつも、どちらかというと、年末の忙しい時期に大掃除で1日取られるのは嫌だな、と思っています。
外国では年末の大掃除はしない
年末に大掃除をして、新年の年神様をお迎えしようというのは、日本古来の風習から来ています。海外では、大掃除は年末という概念はありません。
欧米では、クリスマスツリーを飾る前にいつもより念入りに掃除をしたり、暖炉を持つ家庭では暖炉の使用が終わる春先に、スプリングクリーニングという日本版大掃除をするところはあります。
ただこれも、日本のような大掛かりなイメージの大掃除ではありません。
わたしは数年アメリカに住んでいたことがありますが、たしかにアメリカ人の友達・知り合いは年末の大掃除をしていませんでした。
アメリカではお正月よりもクリスマスの方が重要な行事になっていて、職場や学校も1月2日から普通に始まる所も多かったです。
大掃除をしなくてもすむ方法5つ
さて、大掃除が好きな人は問題ありませんが、やりたくな〜い!というあなたに、年末の大掃除の負担を軽くする方法をいくつか提案していきたいと思います!
- お掃除代行サービス
- 早期から年末に向けて、少しずつ掃除
- 日ごろからきれいにする
- 大掃除の時期をずらす
- 断捨離
詳しく見ていきましょう!
1. お掃除代行サービス
もう思い切って外部の手を借りましょう。お掃除代行サービスです。
年末に限らず、素人では手入れしにくいエアコン内部やキッチンの頑固な汚れなどを、新品のような綺麗さに仕上げてもらえます。
サービスや価格は代行業者によりピンキリですが、予算にあわせて、水回りだけお願いする、という方法もとれますね。
毎年は頼めなくても、いままでずっと自分で掃除してきたから、今年は頼んじゃおう!というのもいいんじゃないでしょうか?
敷居が高いように感じますが、一度試してみると、とっても簡単ですよ。
2.早期から年末に向けて、少しずつ掃除
年末に、1度に大掃除をするから体力も時間も一度に消耗するわけなので、我が家の方式で11月あたりから少しずつ掃除をしてはいかがでしょうか。
我が家の場合は、外や重たいものは旦那さん担当。水回りは私が担当と分担して、お互いの休みの日に少しずつ掃除を始めます。
この場合、窓掃除などを早くやりすぎてしまうとまた汚れが付くことになりますが、一度丁寧に掃除しておけば、さっと拭く程度で済みますよ。
3. 日ごろから綺麗にする
これができれば苦労しないよ〜という声が聞こえてきそうですね。わたしも耳が痛い…。でも、やはり一番良い方法ですね。これができていないから大掃除をしなくては、と思うわけです。
でも、日ごろから綺麗にすればいいとわかってはいても、1年を通して実践するのは難しいと思います。
ここでは雑誌にも紹介されたことのある、きれい好きなママ友の掃除方法をお伝えします。
- 手の届くところ&見えるところに掃除用具を置く
- 使ったらすぐ掃除
- 視覚を減らす
ママ友宅はマンションをリノベーションした際に、棚類を壁一面に収納できるようにし、見えるところに棚やラックといった、いわゆるホコリがたまりそうな場所が極力ないようにしてあります。
洗面所にはかわいい外国製のウエス(汚れ落とし用の布)が積んであり、手を洗ったらその場で洗面台を拭けるようになっています。そのお宅へ行くと、子どもたちはみんなウエスで拭きふき。習慣化とは、こういうことか、と感心したものです。
4. 大掃除の時期をずらす
先述の通り、日本では年末にする大掃除ですが、外国では習慣化されたものではありません。
何かと忙しい年末は、年神様にもご容赦いただき、自分に余裕のある時期に大掃除してみるのもいいかもしれませんね。
5. 断捨離で掃除を簡単に
流行りの断捨離もおすすめです。わたしがママ友宅から学んだのは、物が少なければ少ないほど掃除がしやすいということです。
ただ、家族がいるとなかなか思い切った断捨離はむつかしいですよね。
我が家には納戸と倉庫があるので、そこだけは大掃除は不問にして、とりあえず捨てられないものはそこに集めています。その場所があることで、ほかは断捨離を徹底しよう、と決めています。
完全な断捨離が難しい場合は、避難場所を1つ作っておけると断捨離しやすいですよ。
さいごに
日本人にとってお正月ってとっても特別な気がするので、やはり年末に綺麗に大掃除をして、気持ちよく新しい年を迎えたいですよね。
ただ、絶対年末に大掃除をしなければならない、という決まりはどこにもありません。年末に大掃除をしてぎっくり腰になり、悲惨な新年に…なんてならないようにしましょう。
掃除はできるときにコツコツと、もいいですよ。
今回ご紹介した方法で、あなたができそうなものを選んで、上手にお掃除してくださいね!