「クリスマス」は日本でもとても浸透していますが、お休みでもなくて普通に仕事をするため、大々的にお祝いをするという感じではないですね。
でも海外(西洋)、特にキリスト教の人が多い所では、クリスマスはとても大きなイベントで、当然仕事はお休みで、家族そろって祝います。
そういうこともあって、海外では「クリスマスカード」のやりとりがとても盛んです。日本で言う「年賀状」みたいなものですね。
SNSなどが普及した今、海外の友達ができて、クリスマスカードを交換しようと思っている人もいるんじゃないでしょうか?
ただし、クリスマスカードを海外に送るときは、送る時期など、ちょっと気をつけた方がいい事があります。日本人とは少し感覚が違いますので、注意が必要です。
見ていきましょう!
海外へのクリスマスカードを送る時期はいつ?
【クリスマスカードを送る時期】
12月初旬〜中旬に相手に着くように送る
「海外」と行ってもいろいろありますので、あまりメジャーな国でない場合は、送る国についてリサーチしてくださいね。ここでは、例として「アメリカ」を代表として説明します。
日本国内で、友達にクリスマスカードを送りたい場合、いつ出しますか? 殆どの人が、クリスマス当日か少し前に出すんじゃないでしょうか? 当日、または近い方がクリスマスという時期に合っていていい感じですよね。
でも、アメリカはちょっと違います。クリスマス当日よりもずっと早めに出します。
アメリカの場合は、11月の終わり(第4木曜日)に「サンクスギビング(感謝祭)」があり、家族が集まる大切な行事となっています。サンクスギビングまでは、「秋」という感じなのですが、これが終わると翌日から一気に、街も家もクリスマス仕様になります。
そこで、みんなクリスマスカードを書いて送り始めるようになるんですね。日本人からすると「早すぎるんじゃないの?」と思ってしまいますが、一般の家庭では届いたクリスマスカードを暖炉の上などに飾って、クリスマスまで楽しみます。
ですから、クリスマスカードは、12月初旬〜中旬に相手に届くように逆算して発送しましょう。
もちろん、間に合わなくてギリギリになっちゃった!という場合でも問題ありません。○日〜○日じゃなくてはいけないというような決まりはありませんので、安心してくださいね。
早めに出せば、クリスマスまでずっと飾っておいてもらえるので、おすすめだという事です。
海外にクリスマスカードを送るときの注意
相手の宗教を確認しよう
クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝うものですから、キリスト教徒の人の行事です。
ですから、相手の宗教を知ることは大事です。日本では、キリスト教でなくても、普通に「メリークリスマス!」で何の違和感も感じません。でも、信仰心の厚い人達には、失礼に当たります。
相手の宗教が分からない場合は、「あなたの国(あなた)はクリスマスを祝う?」と聞いてみると良いですね。
キリスト教でない人に出すときは、メリークリスマス(Merry Christmas!)は使わず、ハッピーホリデー(Happy Holidays!)やシーズンズグリーティング(Season's Greetings!)というフレーズを使います。
また、カードの図柄も、クリスマスやキリスト教っぽいもの(イエス生誕、十字架、サンタ、クリスマスツリー)は避けましょう。日本からのカードですから、和風の素敵なデザインのものにするといいですね。宗教的な問題もないですし、とても喜ばれます。
名前は手書きにする
市販のカードだと、すでにクリスマス用の文章が入っているものが多いですね。もちろんそれで問題ありません。余力があれば、オリジナルであなたのメッセージを加えると良いですね。できない場合は書かなくても大丈夫です。
最後に必ずあなたの名前を手書きで入れましょう。メッセージの上の余白には、相手の名前も手描きで入れる(Dear ○○)と良いですね。
あなたがパソコンなどでオリジナルで作る場合もありますね。その場合は、最初の相手の名前は印刷でOKですが、最後のあなたの名前は印刷せずに手書きにしましょう。
海外にクリスマスカードを出して見よう
海外にクリスマスカードを送るときの注意点などをご紹介しました。
- クリスマスカードは12月初旬〜中旬に着くように送る
- 相手の宗教によって、カードの内容を変える
- 名前は手描きで
こんな感じですね。
今年、始めて海外にクリスマスカードをだそうと思っていたら、参考にしてみてくださいね!
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