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アメリカのクリスマスの過ごし方は?日本とはかなり違いが!

クリスマス

もうすぐクリスマスですね。日本ではクリスマスと言えば、「恋人同士がロマンチックに過ごす日」といったイメージがありますね。彼氏や彼女がいない人にとっては、ちょっと寂しい日、といった感じになっています。

では、海外でのクリスマスの過ごし方は、どんな感じなんでしょうか?

わたしが以前アメリカに数年住んでいたときの経験からいうと、日本とはかなり違った感じです。

アメリカのクリスマスの過ごし方を見ていきましょう!

 

 

そもそもクリスマスとは何?

クリスマスは、イエス・キリストの降誕をお祝いする行事です。ですから、関係があるのはキリスト教の人たちなんですね。本当は宗教色のあるものなんです。

アメリカの人たちでもキリスト教でなければ、クリスマスは祝いません。(クリスマスとしてでなく、ホリデーシーズンとしては祝います。)

ひいらぎ

 

アメリカと日本、クリスマスの過ごし方が違いすぎる

さてさて、全然違うアメリカと日本のクリスマス。一体アメリカではどうやってクリスマスを過ごしているんでしょうか?詳しく見ていきます!

 

クリスマスは誰が祝う?

クリスマスは誰が祝う?って、日本人からしたら、「え?」って感じですよね。誰でも祝っていいんじゃないの?と思いますよね。

上でご紹介したように、クリスマスはキリスト教の行事ですので、キリスト教の人が祝います。全員が祝うわけではないんですね。アメリカにはいろいろな人種・宗教の人がいますので、キリスト教でない人は関係ないということです。

 

ただし、ホリデーシーズンということで、休暇になりますので、他の宗教の人も家族で集まって過ごすことには変わりはありません。彼らはキリスト教徒ではないので、「メリークリスマス!」とは言いません。「Happy Holidays!(ハッピーホリデー)」を使います。

キリスト教以外の人にも配慮するため、公の場では意識して「Happy Holidays!」が使われることも多いです。

 

クリスマスは誰と過ごす?

日本は家族より恋人優先といった感じになっていますが、アメリカでは、家族や親戚が集まって過ごします。普段離れて暮らしていても、クリスマスには家族で集まるところは、日本の年末みたいな感じですね。大切な行事なんですね。

 

クリスマスまでの過ごし方

アメリカでは、12月になると、クリスマスツリー用の本物のもみの木が売られています。大人の身長以上もある大きい物です。これを買って部屋で飾りつけます。この時期はよく車の上にもみの木を縛り付けて走っている車を目撃するんdねすよ。本物のもみの木の匂いをかぐと、クリスマスだな~という気分になります。

家の外にはクリスマスのイルミネーションを設置します。凝ったお家だと、他の地域からわざわざ見に来るほどの見事な飾りつけです。

 

また、クリスマスカードが届き始めますので、暖炉の上や棚などにずら〜っと並べて飾ります。アメリカのクリスマスカードは早めに出すのがポイントで、クリスマスまで飾って楽しむんですね。メールやインターネットが盛んな今でも、やはりクリスマスカードだけは紙のカードでやりとりするのが主流です。

そして、子ども達には一番の楽しみであるクリスマスプレゼントを用意します。クリスマス商戦まっさなか、アメリカのプレゼントは1つではありません。安い物から高い物まで、たくさん用意します。それを別々にラッピングして、クリスマスツリーの下に順に置いていきます。クリスマスまでにどんどんプレゼントが増えていくんですよ〜。子ども達にはわくわくですね。

 

クリスマスツリー 

 

クリスマスイブ(24日)の過ごし方

クリスマスイブは集まった家族や親戚とみんなでクリスマスディナーを食べます。秘蔵レシピを持っている女性陣が、頑張ってごちそうを作るんですね。身内でのパーティーです。

そして、熱心なキリスト教徒の家族は、キレイに着飾って教会にいきます。

 

クリスマスに食べるもの

クリスマスのメニューと言えば、日本ではチキンの丸焼きのイメージがありますね。アメリカでは、実はハムが多いです。(ターキーの場合もあります。)ハムといっても、大きな塊まるごとをオーブンで焼いて、切り分けて食べます。あとは定番のマッシュポテト、野菜やフルーツ、そしてデザートはパイ系&アイスクリームというのが多いです。日本のようなクリスマスケーキはほとんど見ません。

 

寝る前に子ども達がすること

子ども達は、プレゼントを運んできてくれるサンタクロースのために、メッセージのメモと一緒に、ミルクとクッキーをおいておきます。(これは親がちゃんと飲んだり食べたりして、サンタクロースが来たようにしておきます。)

 

サンタとトナカイ

 

クリスマス当日(25日)の過ごし方

クリスマス当日にする事といったら、何と言ってもクリスマスプレゼントを開けることですよね! 子ども達は朝早くから起きて、サンタからのプレゼントをチェックします。そして、家族でツリーのところに集まって、たくさんのプレゼントを開けていきます。このとき、どんな綺麗な包装紙でも、ビリビリに破かれてしまいます。

クリスマスの日は閉まっている店も多いです。やはりクリスマスは、家でみんなでおしゃべりをしたりして、ゆったりと過ごすというのがデフォルトですね。ただし、映画館は開いていて、みんなで映画に行く人は多いです。

 

クリスマス後の過ごし方

クリスマスの後は、大返品大会が開催されます。アメリカ人は、もらった物が気に入らないと、返品し放題です。プレゼントを買ったときに、ギフト用レシートがついてくるので、それをお店に持って行くと返品&返金してもらえるんです。クリスマス後に、返品窓口に長い列ができているのを見ると、合理的といえば合理的ですが、贈った方としてはちょっと寂しい気になりますね。

26日からはアフタークリスマスセールもありますが、こちらは残り物といった感じの物が多いです。でも、来年用のクリスマス飾りなどを物色に行くことも多いです。

 

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アメリカのクリスマスの過ごし方の日本との違い まとめ

アメリカでのクリスマスは、日本のクリスマスとかなり違いました。

もともとクリスマスは日本にあったものではなく、海外から入ってきたものですよね。日本ではクリスマス以外にも、バレンタイン、ハロウィンなど、海外の習慣を取り入れた行事がいろいろあります。そして、内容は日本独自の物になっています。

日本のクリスマスが、カップルの日のようになっているのは、ちょっとビジネス的な陰謀を感じてしまいますよね〜。

アメリカのクリスマスがこんな感じだというのが伝われば嬉しいです!

 

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