とっても暑い毎日が続く夏。あなたも、熱中症にならないように、家ではエアコンのクーラーで冷房をしていますよね。
いつもお世話になっているクーラーですが、「なんだかエアコンが効かないな…」と感じた事はありませんか?もしかして故障?
暑い夏に急にエアコンが使えないという状況になると困ってしまいますね。エアコンの風が涼しく感じない時、故障以外にも考えられる原因があります。
クーラーが冷えないと感じたら、まずは自分でチェックしてみましょう。
エアコンが冷えない大きな原因は?
エアコンが冷えない理由は、大きく分けて3つあります。
●エアコン本体に原因がある
エアコンの掃除不足・エアコン自体が壊れている
●室外機に原因がある
室外機の置いてある環境が暑い・室外機のまわりに物が置いてある・冷媒ガスが抜けている
●部屋の環境に原因がある
室内に直射日光が入っている・エアコンの能力と部屋の大きさが合っていない
順に詳しく見ていきましょう!
エアコンが冷えない原因1:エアコン本体
エアコンの掃除不足
エアコン内部ににたくさんゴミやホコリがたまっていると、冷えない原因となります。よくテレビのCMでもやっていますが、特にフィルターは汚れがちで、いつの間にかたくさんのホコリがたまっています。
フィルターがゴミやホコリでふさがっていると、部屋の暑い空気を取り込む量が少なくなって、冷房が効きにくくなる上に、電気代もかさみます。まずは、ここを掃除してみましょう。
エアコンに自動掃除機能がついている場合でも、機能を切っている人も多いようです。一度、機能をONにして、エアコン内部をキレイにしてみてください。
エアコン自体が壊れている
もちろん、エアコン自体の故障が理由の場合もあります。特に、長年使っているエアコンの場合は、故障の可能性が高いかもしれません。
まずはマニュアルの「故障かなと思ったら」のような部分を読んでみるといいですね。それでも駄目な場合は、エアコンを購入したときの保証書で、保証期間をチェックして、販売元に問い合わせましょう。
エアコンが冷えない原因2:室外機
室外機の置いてある環境が暑い
エアコンの室外機は外に設置されていますよね。室外機は家の中の熱を外に出してくれています。ところが、この室外機自体が直射日光や地面の照り返しによって暑くなってしまうと、熱を外に出すパワーが落ちてしまいます。
あなたのお家の室外機をチェックしてみてください。暑い環境に置いてあるならば、日が当たらないように、すだれなどで影を作ってあげるといいですね。ただし、室外機が熱風を出すのを妨げないように離して設置しましょう。
室外機のまわりに物が置いてある
室外機は暑い空気を排出する役割がありますが、その前に物が置いてあると、邪魔になって熱の排出が上手くできなくなります。これによって、エアコンの効きが悪くなることがあります。室外機のまわりにはある程度のスペースを取り、物を置かないで風通しを良くしておきましょう。
冷媒ガスが抜けている
エアコンには冷やすための冷媒ガスが使われており、これが抜けてしまうと冷えなくなります。ただし、今のエアコンでは、ガスが徐々に抜けていくということはほとんどありません。数日前は冷えていたのに、今日は冷えないというような場合は、ガス以外の原因だと考えられます。
ガス抜けによって冷房が効かない場合が多いのは、新たに取り付けたり、引っ越しなどで違う場所に移設した時です。取り付けの時の何らかの不備によって起こることが多いです。
ただし、古いエアコンの場合は抜けてしまう場合もありますので、確認してください。
エアコンが冷えない原因3:部屋の環境
室内に直射日光が入っている
窓が大きい部屋の場合、外からの直射日光がたくさん入り込み、部屋の中が高温になります。そのため、どれだけエアコンをかけても、涼しくならなくなってしまいます。
窓の外側に、すだれや緑のカーテンなどを設置して、影を作るのがおすすめです。
参考記事 すだれの効果はどれくらいある?上手に使ってエコに涼しく!
エアコンの能力と部屋の大きさが合っていない
エアコンには「6畳用」「8畳用」などと、そのエアコンが冷やすことのできる部屋の大きさが記載されていますね。
それよりも大きな部屋で使う場合、部屋全体をしっかり冷やすことができなくなります。
エアコンの手入れをして今年の夏も涼しく!
どんどん暑くなっていく夏には、エアコンは熱中症予防には欠かせない物になっていますね。
エアコンが冷えなくて調子が悪いなと思ったら、ぜひご紹介した内容を参考にして、すぐにチェックしてみてくださいね!