
東海地方の陶器好きさんが毎年心待ちにしている陶器まつりの一つに、「 土岐美濃焼まつり」があります。
日本3大陶器祭りの1つで、とーーっても規模が大きくて、とーーーっても楽しい陶器まつりなんですよ〜〜!
わたしも超楽しみにしている一人です。
岐阜あたりの陶器市はどれも楽しいけれど、 土岐美濃焼まつりが一番好きです!
あ〜土岐市に住みたい!(←突っ走りすぎ)
そこでこの記事では、毎年かならず行っているわたしが、土岐美濃焼まつりのアクセスや駐車場情報、会場の様子やお買い物のコツなどを、実際の経験を交えて、盛りだくさんでご紹介します!
そんなに楽しいなら、今年は行ってみたいな〜!というあなたも、これを読んでいけば200%楽しめること間違いなしです!

迷わずレッツゴー! あーわくわくする!
(※この記事にのっている画像(チラシや地図)などは、公式サイトからお借りしています。)
土岐美濃焼まつりとは
基本情報
- 【開催日】2025年5月3日(土・祝)~5日(月・祝)
- 【時 間】9:00~17:00
- 【入場料】無料
- 【場 所】土岐美濃焼卸センター「織部ヒルズ」
- 【住 所】岐阜県土岐市泉北山町3丁目1
公式サイト 土岐美濃焼まつり

岐阜県は 美濃焼 で有名な地域で、なんと日本の陶磁器の約半分を作っています。その中でも、土岐市は飲食用の食器生産が日本一なんです。
その土岐には「織部ヒルズ」という土岐美濃焼卸商業団地があり、多くの陶磁器卸商社が集まっています。普段でも焼き物市のように、陶磁器を買いに行くことができるんですよ。
そんな織部ヒルズで、毎年ゴールデンウィークに 「土岐美濃焼まつり」 が開催されています。これは、日本3大陶器祭りの1つで、30万人以上の人が訪れます。
ヒルズ内の商社やクリエイターの人達が、一斉に焼き物を売る、とっても大規模で楽しい陶器祭りなんです!

織部ヒルズへのアクセス方法
土岐美濃焼まつりが行われる場所は、岐阜県土岐市にある「織部ヒルズ」です。
電車でいく方法
JR中央本線・土岐市駅が最寄り駅です。
駅から会場までは、無料のシャトルバスが出ます。(朝8時30分から運行)


駅からのシャトル以外の交通手段ですが、タクシーか徒歩となります。(5/3~5/5は路線バスである土岐市民バスの運行は無いようです。)
Googleマップで調べたところ、徒歩だと1時間10分ほど、タクシーであれば12分ほどでした。
ただしタクシーの場合、周辺道路の渋滞に巻き込まれて高額になることがあるので注意してください。
無料のシャトルバスを利用しましょう!
※会場から帰るときのシャトルバス乗り場は長蛇の列になることがあります。(特に1日目)
車でいく方法
駐車場がいくつか用意されていますので、停めたい駐車場を目指して行きましょう!(以下参照)
駐車場・臨時駐車場・渋滞情報

駐車場に関する注意点(2024年との違い)
- TOTOウォシュレットテクノと隣接駐車場は有料(1,000円)で、専用精算機でのキャッシュレスのみの支払い(クレカや電子マネー)
- (現金希望の場合は「第1本部、もしくは第2本部」で支払い、精算済「QRコード」で精算)
- 2025年はポリテクセンターの駐車場は利用できない
駐車場・臨時駐車場はいくつもありますので、停めたい駐車場を目指していきましょう。(下の地図参照)
織部ヒルズから少し離れた駐車場でも、無料シャトルが走っているので安心です。
※有料の駐車場があるので注意(運営協力金1,000円)
まつり中は毎日、駐車場の埋まり具合や渋滞状況などを随時知らせてくれていますので、チェックしてくださいね!
⇒満空情報


1. TOTOウォシュレットテクノの駐車場(有料)
2025年から協力金1,000円(キャッシュレス)が必要なので注意してください。
車を出すまでに精算すればいいので、混んでいたら帰りでOK。係の人がいるので心配ないです。(現金希望の場合は「第1本部、もしくは第2本部」で支払い、精算済「QRコード」で精算できます。)
織部ヒルズの近くのTOTOウォシュレットテクノの駐車場です。仮設トイレあり。
1,200台停められて、会場までも徒歩500mなのでおすすめ。(ゆるい登り坂)
台数が多いので、出るときに時間がかかることがあります。

メインの大テント市に行くまでに、わたしの推しの山加(yamaka)さんが右側にありますよ〜!
2. ポリテクセンターの駐車場(無料)
注意!2025年は使用できません。
ポリテクセンターの駐車場は500台、トイレ有りです。
道を挟んだ向かいの駐車場ですが、無料駐車場の中では一番会場に近いです。(400m)

駐車場に入っていくところが登り坂なので、帰りに車に戻るときにひえーってなります。(普通の体力の人なら大丈夫)
2. 隣接駐車場(有料)
織部ヒルズに隣接した駐車場2か所は、有料駐車場となります。(300台・150台)
運営協力金として、1,000円かかりますので注意してください。
会場まで一番近いので空いていればラッキーです!
お年を召したかた、妊婦さんなどが一緒の場合はこちらがいいかもしれません。
3. 日本トムソンの駐車場(無料)
日本トムソンの駐車場です。(1300台)
1,300台も停められるので、安心感があっていいですね! 仮設のお手洗いもあります。
こちらは少し離れた場所のため、停めた後、 無料シャトルバス (15分間隔)で移動です。
3. 豊生ブレーキ工業の駐車場(無料)
豊生ブレーキ工業(株)の駐車場です。(270台)
こちらも、 無料シャトルバス (15分間隔)で移動です。
お手洗いはありません。
4. 衛生センター(無料)※5月3日のみ
250台、トイレあり。
停めた後、 無料シャトルバス (15分間隔)で移動です。
初日の5月3日のみに利用可能なので注意してください。
5. 泉西小学校の駐車場(無料)
泉西小学校の駐車場です。(250台)
お手洗いもあって助かりますね。
停めた後、 無料シャトルバス (15分間隔)で移動です。

あんなすごい規模のお祭り運営は大変なのに、ほとんどの駐車場が無料でありがたいねぇ!
まつり会場の様子
会場は広く、たくさんの店(テント)がでています。1年に1度の蔵出しセール、 陶器廉売市 をやっており、100円でとんでもない掘り出し物が見つかったりします。じっくり見て回りましょう!
激安商品以外にも、作家さんのコーナーがあり、オリジナルの素敵な作品を普段よりも安い値段で買うことができます。お気に入りの作家さんがみつかるかも!
会場には備え付けの ベンチなどは無いため、ちょっと疲れるかもしれません。でも、商社によっては、敷地内にパイプいすなどで簡易の休憩所が作ってあるので、利用するといいですね。
また、グルメコーナーにはテーブルと椅子がありますので、こそちらで休憩してくださいね。縁石などに座って休憩している人もいます。
ランチなどの食事ができる場所は、ヒルズ内だと、喫茶店、おまつり縁日広場のグルメコーナー、商社の駐車場で軽食などが販売されています。
また、 道の駅、志野・織部が隣接 していて、歩いて行けます。(レストラン1件と五平餅など)
お手洗いは、一部の商社が一般に開放してくれています。会場マップに載っていますので探してみてくださいね。また、簡易トイレもあります。隣接している道の駅、志野・織部にもあります。
土岐美濃焼まつり攻略法
掘り出し物は初日を狙う
祭りの初日は、いいものを買いたい人がたくさん来るので、めーちゃーめーちゃー混んでいます。
やはり掘り出し物から売れていくので、気合いの入っている人は初日狙いで行きましょう。
一応始まりは9時となっていますが、みんな8時前から買い物を始めていますよ。

わたしも必ず初日に行きます!
朝早くか、午後に行く
1日目は特に混むので、駐車場も早く埋まってしまいます。早め早めの到着がおすすめです。
もしくは、朝から来ている人がちらほら帰り始める午後2時過ぎなら比較的、停めやすいです。

キャリーバッグを持って行く
何も買わないつもりでも、見ていると絶対買ってしまいます!
買った物を全部手で持っていては重くて仕方ありませんので、キャリーバッグ(ショッピングカート)を持って行きましょう!(わたしも毎年持っていきます。)
恥ずかしくないですよ、大丈夫です! 慣れている人はみんなキャリーを使っています。
わたしは初めて行った時、キャリーをもっていかなかったので、大量に買った陶器の重さで手がちぎれそうになりました…。ホントです。ぜったいおすすめ!
ただ、人が多いため、周りに人に迷惑がかからないように気をつけてくださいね。
会場には郵便局が出張してきているので、そこから買ったものを自宅に送る事もできます。(※注意!2024年はなかったです。)
でも、最後にまとめて送ることになるので、はやりキャリーがあると便利ですよ〜。
キャリーは持っていないなぁ…という場合は、リュックサック系だと、重くても楽だし両手も空くので、おすすめです!
↓わたしはこれを持っていってます。普段の買い物でも大活躍しているショッピングカートです!
地図にメモしながら見る
回り始めるときに、まず最初に会場の見取り図のついたチラシをもらっておきましょう。
会場が広いので、気になった品があって後で戻ろうと思っても、メモしておかないと分からなくなってしまいます。ペンも忘れずに〜!
いいなと思ったらその場で買う
大量に在庫があるものならいいのですが、1点ものなどは、その時に買わないとすぐに売れてしまうことが多いです。欲しいと思ったときが買い時です。
わたしはこれで何度も痛い目にあいました…。
軍手を持っていく
会場には商社の倉庫で眠っていたような陶器がコンテナ(サンテナ)ごと並べられて、激安で売られていたりします。
そんな品はものすご〜くホコリがかぶっていたり、汚れていたりするため、軍手を持っていくのがおすすめです。
手の汚れを気にしなくて良くなるので、コンテナの下の方までほじくり返して、超掘り出し物を見つけることができますよ〜。

ほじくり返してお宝を探すのがまた楽しいのです〜♪
疲れ対策をする
会場はとっても広くて疲れます。歩きやすい靴と服装で行きましょう。
また晴れるととっても暑いので、帽子や飲物も持っていると安心です。(会場内でも飲み物を売っています。)
会場はすごい人なので、日傘はちょっと危険です。人の少ないところでのみ使ってくださいね!
現金を用意する
まつり会場での支払いは、ほとんどが現金のみとなっています。
カードやQRコード決済ができるところは少ないので、現金を多めに持っていきましょう!
初日、2日目、最終日、いつに行くべき?

土岐美濃焼まつりは3日間ありますが、どの日に行くのがおすすめでしょうか?
●1日目(初日)
初日はやはり掘り出し物がいっぱい! 2日目、3日目になっていくと、超掘り出し物はすでに買われている状態になっています。
もちろん、お店側は1日目だけでいいものがなくなってしまわないように、ある程度は各日に振り分けますが、残ってしまっても困りますから、どんどん売っていきます。
ということで、超掘り出し物をいっぱい買いたい!というあなたには、初日がおすすめです!
ただし、初日の人出・混雑ぶりは半端ないですので、覚悟していってくださいね。
●2日目
2日目は1日目に比べると、多少混雑も落ち着きます。(といってもすんごく混んでいますが)
また、まだまだ掘り出し物も残っていますし、初日に比べると比較的駐車場も停めやすいです。
3日間のうち、一番バランスのとれた日といえるでしょう。
●3日目(最終日)
1・2日目のような超掘り出し物はもう無いかもしれませんが、普通の陶器好きさんには十分なくらいたくさんいいものが売られています。
最終日のメリットは何と言っても値下げですね!
朝からすでに安くなっていますが、午後になってくると、びっくりするような値下げをしてくれるところも!
超お買い得値段で陶器を買いたい人は、絶対に3日目がおすすめです!
●雨の日はすいてる?
3日間のうちいつ行くかは、たいていの場合、お天気との相談になりますよね。雨の日よりも晴れの日のほうがいいはずです。
過去の雨の日はたしかに人出が少し少なくなったので、人混みが苦手な場合は、雨の日にいくのもいいですね!
●時間帯はいつがおすすめ?
時間帯については、特にコレ!といったおすすめはありません。
ただ、車の場合、午前中(早朝以外)は満車でかなり待ちます。午後に行くと、朝から来た人達が帰るので、あんがいスムーズに駐車場に停められます。
1日がっつり買い物しなくてもいいな、という場合は、駐車場の心配が少なくなる午後がいいかもしれません。
土岐美濃焼まつりを楽しんで!
以上、土岐美濃焼まつりを快適に楽しむ方法を、いくつかご紹介しました。これで事前情報はバッチリです!
隣接している道の駅、志野・織部にも、美濃焼・志野焼・織部焼など、たくさん焼き物が売っていますので、こちらもおすすめです。
特に陶器好きでない人でも、この土岐美濃焼まつりがきっかけで陶器好きさんになってしまう人は多いんですよ〜〜!
行ったらきっと、たくさんの戦利品を抱えて会場を後にするあなたがいるはず!
ぜひ、お気に入りの食器を見つけてくださいね!