夏の食べ物と言ったら、何を思い浮かべますか?やっぱりそうめんですよね!夏の暑い日につるつると食べる冷たいそうめんは本当に美味しいですね。思い出しただけでお腹がすいてきます。
このそうめん、安いときにたくさん買っておいたり、お中元でもらったりして、いくつもキッチンに保管していませんか?少しずつ食べていたけど、後ろの方に古いそうめんが残ってた!なんてこと、ありそうですね。
乾麺とは言え、賞味期限はあるはず…。でも、そうめんは年数がたつと美味しくなるって聞いたこともあります。一体どっちなんでしょう?
そうめんの賞味期限は?
一般的にそうめんの賞味期限は、2〜3年となっています。
ただし、商品にもよりますので、そうめんのパッケージに記載されている賞味期限を、まずはしっかりチェックしてくださいね。
そうめんは年数が経つとおいしという話がありますが、そういうわけではありません。そうめんを食べたときのあの弾力性・コシは、年月が経つほど劣化していきます。また、もともとの麺のうまみや風味が損なわれていってしまいまうんですね。
やはり、早めに食べた方がよさそうです。
そうめんの賞味期限が切れていたら?
そうめんは乾麺ですので、多少は賞味期限が切れていても大丈夫です。もともと賞味期限というのは、美味しく食べられる期間ということですので、過ぎたからといって急に食べられなくなるわけではありません。
しかし、製造元が消費者においしく食べてもらえるよう設定した賞味期限ですので、それを過ぎるとおいしさという点では、劣ってくるといえそうです。
また、食べる前に 乾麺の状態をしっかりチェック してくださいね。
チェックポイントは以下です。こんな風になっていたら、食べるのはやめましょう。
- カビがはえている
- 虫がついている
- 保存場所のにおいが移っている
- 湿気を含んでやわらかくなっている
- 油っぽいにおいが強くする
そうめんの保存法、保管場所は
そうめんの賞味期限は一般的に2〜3年ですが、保存の仕方によって品質に差がでてしまいます。そうめんをお中元などでもらった場合、押し入れなどに入れたままにしがちですが、それはやめましょう。
せっかくのおいしいそうめんですので、正しい保存方法を知っておきたいですね。
- 風通しのいい場所で保管
- 高温多湿の場所は避ける
- 日が当たらない涼しいところ、冷暗所で保存する
- 長期保存する時は、密閉容器に移す(ジップロックなどでもOK)
- においのつきやすいものと一緒に保存しない
- 密封容器にいれて冷蔵庫で保存も可
そうめんのパッケージを開封しても、上のように保存さえしっかりしていれば2〜3年は問題なく食べられます。
そうめんのアレンジ料理
普通のそうめんはとってもおいしいですが、毎日だと飽きてしまいますね。一人暮らしや、家族の人数が少ない場合は、そうめんもなかなか減りませんね。
そこで、そうめんを使ったアレンジ料理をご紹介します。
●カルボナーラ風そうめん
【材料 1人分】
- そうめん 1束
- 卵黄 1個
- ベーコン 適宜
- 牛乳 20cc
- 粉チーズ 大さじ1
- 大葉 適宜
- 黒こしょう 適宜
- そうめんを茹でます。
- 大葉を千切りにします。
- ベーコンを炒めておきます。
- ボールに卵黄、牛乳、粉チーズ、醤油をいれて混ぜ合わせます。
- ゆであがったそうめんと炒めたベーコンをボールに入れ混ぜ合わせます。
- 大葉をのせ、お好みで黒こしょうをかけます。
●そうめんの堅焼き風あんかけ
【材料 1人分】
- そうめん 1束
- シーフードミックスやお好きな野菜・肉 適宜
- オイスターソース 大さじ1
- 水溶き片栗粉 水200ccに片栗粉小さじ1
- 塩こしょう 適宜
- そうめんをゆでて、ざるにあげ、水気をきっておきます。
- フライパンに多めの油を入れて、そうめんをいれます。
- 少し押しながら平たくして、両面がきつね色になるまで焼き固めます。
- 焼けた麺はお皿に移しておきます。
- シーフードミックス、野菜、肉などお好きな具材をフライパンで炒めます。
- オイスターソースを入れてさらに炒めます。
- 水溶き片栗粉を加え、とろみがつくまで混ぜます。
- フライパンで焼いたそうめんの上に、具材をのせます。
そうめんを美味しく!
夏を代表するそうめんは長期保存もきくので、とっても便利で美味しくいただける食材ですね。お中元でたくさんもらったり、スーパーの安売りで買いすぎたりしても、きちんと保存すれば安心です。
アレンジ料理もたくさんありますので、今年の夏もみんなでそうめんを楽しみましょう!