最近はスーパーなどで買い物をするときには、エコバッグ持参の方が多いですよね。また、環境の為に、ビニールの買い物袋を配布しない自治体やお店もありますね。
そうなると、お家のゴミ箱の中袋として使っていたビニール袋が、なくなってしまった〜という方もいるんじゃないでしょうか?お金を出して買ってこればいいのですが、なんかもったいないですよね。
そんな時に、ぜひ試してもらいたいのが、新聞紙やチラシを折って作ったゴミ袋・ゴミ箱です。毎日読んでいる新聞やチラシって、どんどんたまっていきますよね。ゴミ袋として利用できたら、一石二鳥ですね。
基本の折り方をおぼえる
基本的には、折り紙と同じです。
ご家庭にある、いらなくなった新聞紙やチラシ(折り込み広告)など、どれもサイズが違うだけで、同じように折っていきます。
基本1 コップの折り方
まずは、コップの折り方です。この折り方をマスターしたら、ゴミ箱の中袋になります。とっても簡単なので、今すぐ近くの新聞紙・チラシを手にとって折ってみてください。
2分あれば折れてしまうはずです。慣れれば30秒!
1 見開きの新聞紙を用意します。
2 正方形から折り始めるので、余分な分を折り込んで、正方形にします。
3 半分に折ります。
4 辺が重なるように半分に折って、折り目をつけます。
5 AとBを重ねます。
6 CとDを重ねます。
7 上の三角部分の前の1枚を、点線で手前に折ります。同様に後ろ側の1枚を、点線で後ろに折ります。
8 中を膨らませて、できあがり!
どうですか?できましたか?とっても簡単だったでしょう?
見開きの新聞紙を使うと、ちょうとお部屋にある小さめのゴミ箱に合うくらいのサイズのゴミ袋ができあがります。使いたいゴミ箱の形にあうようにセットしてくださいね。
この折り方は、基本的には 自立しない ので、何かの中に入れて使いましょう。
基本2 箱の折り方
もう一つの基本形は、箱型です。箱もとっても簡単! 1回折ってみれば、すぐ憶えられて、とっても便利です。
こちらは 自立します ので、上のコップと使い分けると良いですね。
1 見開きの新聞紙を用意し、半分に折ります。
2 さらに半分に折って、折り目をつけます。
3 点線で中央に向けて折ります。
4 下の部分を半分に折り、さらに巻くように折ります。
5 裏返します。
6 点線で中央に向けて折ります。
7 下の部分を半分に折り、さらに巻くように折ります。最後のところは開かないように、中に折り込みます。
8 点線で折り、折り目をつけます。
9 下の部分を開き、四角い箱型になるよう整えます。上部(できあがった時の底部分)が平らになるよう、余った三角部分を寝かせます。
ここの説明が、文章だとわかりにくいのですが、図のように、下の部分を四角く整えていくと、自然に上の部分(最終的に底になる部分)も、できあがっていくので、どうやって三角部分を寝かせるか、わかるはずです。やってみてくださいね。
10 箱のできあがりです!
チラシで作ると、キッチンでじゃがいもの皮をたくさんむいた時などの、生ゴミ入れなどにも最適です。アウトドアで使うのも便利ですね。 2枚重ねで作ると丈夫になって、たくさんゴミをいれても安心です。
折り紙で作れば、デスクの上での作業中に出た、ホッチキスや消しゴムのカスなどの小さなゴミ用のゴミ箱にもなりますね。
新聞紙、チラシを使う利点
- 新聞紙やチラシには消臭効果ありますので、ゴミを入れたときに、においを抑えて くれます。
- 毎日たまっていく新聞・チラシを 減らす ことができます。
- 紙ですから、何の心配もなく、ゴミの日に そのままポイ! と可燃ゴミの袋に捨てられて、楽ちんです。もちろん、ゴミ箱は汚れていません。
- 新聞紙やチラシに包まれているので、ゴミの 中身が見えなくて 安心です。
アイデアいろいろ!
コップと箱は基本ですので、この2つの作り方をマスターすれば、外出先でもぱぱっと折って、作れちゃうので重宝しますよ! どんなサイズの紙でもOKなので、ご家庭で、用途に合う形・大きさのゴミ袋・ゴミ箱を手作りしてみてくださいね。
時間のあるときに作ってストックしておくと良いですよ。
新聞紙で作ったゴミ箱は病院などでも使われていますね。また、子どもと一緒の遠足などで、お母さんがとっさの時のエチケット袋としても利用しています。工夫次第で、どんどん使い方は広がりますね。
また、今回はゴミ袋・ゴミ箱をつくるということで、新聞紙やチラシを使用していますが、綺麗な折り紙や包装紙などを使って小さめの、コップ・箱を折ってみてください。子どもの名前を書いて、スナックなどのおやつを入れてあげると、大好評です。
これもあわせて一度試してみてくださいね!