最近イースターってよく聞きますよね。まだまだ日本での認知度は低いかもしれませんが、元々は外国の春の行事・お祭りですね。
日本でも、春になると、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンで、イースターのイベントがあるので、若いママさんやお子さん達は知っているんじゃないでしょうか?
そこで、今回は、この春のお祭り「イースター」とは何なのか、そしてイースターといえば必ずつきものである、うさぎと卵の関係について、ご紹介したいと思います。
イースターとは
イースターはいつ?
イースターの日にちは、春分が過ぎて、最初の満月が出た後にくる、はじめての日曜日 となっています。ですので、毎年日にちが違ってきます。
- 2024年 3月31日(日)
- 2025年 4月20日(日)
- 2026年 4月5日(日)
イースターって何を祝う日?
イースターはキリスト教と深い関係のある行事です。
イエスキリストは、十字架にかけられて亡くなりましたが、数日後に復活をとげたとされていることは、ほとんどの人が知っていると思います。イースターは 復活祭 とも言われていて、この イエスキリストの復活を祝うお祭り なんですね。
そう聞くと、イースターが、どれほどキリスト教にとって重要な日かがわかりますね。
うさぎと卵(イースターバニーとイースターエッグ)
イースターのシンボルとして必ず出てくるのが、うさぎ(イースターバニー)と、卵(イースターエッグ)です。なぜ、イエスキリストの復活を祝うイースターで、うさぎと卵が出てくるのか不思議ですよね?
その理由としては、うさぎが 多産 であること、また春と豊穣のシンボルとされていることが考えられます。また、卵は、殻を割って新しい命が生まれる、そのまま、 命・生命 のシンボルですね。
これらが、イエスキリストの復活と結びつけられたと考えられています。
イースターは何をする
○イースターエッグづくり
春のイースターの時期に、カラフルにペイントされた、卵を見たことはありませんか?それがイースターエッグです。イースターには、みんなで 卵に絵を描いたり、色をつけたり して、イースターエッグを作ります。
○イースターエッグハント
隠されたイースターエッグをみんなで探します。
イースターの前の日の夜に、家の庭にニンジンを置いておくと、うさぎ(イースターバニー)がやってきて、ニンジンを持っていくお礼に卵(イースターエッグ)を庭に隠していってくれる、というストーリーがあるんです。
翌朝、その 卵を子どもたちが探し当てる 、いわゆるイースターエッグハントをするのがイースターの楽しみとなっているんですね。もちろん、実際隠しておくのは、イースターバニーではなく、親の役目です。
エッグハントには、本物の卵でなく、たまご型チョコレートのものや、中にお菓子が入ったプラスチックの卵を使うことが多いです。
○イースターエッグロール
イースターエッグをスプーンでコロコロと転がして、ゴールするゲームです。
アメリカのホワイトハウスで、オバマ大統領が毎年イースターエッグロール大会を開いていたのを、ニュースでみたことがある人もいるんじゃないでしょうか?
まとめ
イースターが、イエスキリストの復活を祝うお祭りだったとは、びっくりですね!そして、全く関係がわからなかった、うさぎと卵は、多産・命がうまれる、ということで、イースターに結びつけられたということですね。
まだまだ日本に浸透していないイースターですが、先取りして、今年はイースターエッグを作ってみるのも楽しいかもしれませんね!