12月は忘年会のシーズンですね。たいていの会社では、1年の労をねぎらうということで、忘年会が開かれていると思います。
でもこの忘年会、ちょっと憂鬱になる人も多いんじゃないでしょうか?お酒が好きではなかったり、職場での人間関係が良くない場合は特に行きたくないですよね。
そこでで今回は、会社の忘年会を欠席する時に使える言い訳と断り方についてご紹介したいと思います。
会社の忘年会についてのアンケート結果
まずは、みんなは職場の忘年会に参加したいと思っているのかどうか、アンケートがありますので見てみます。
【職場関連の忘年会に参加することが楽しみだと思いますか?】
(出典:PR Times)
職場関連の忘年会に参加することが楽しみだと思いますか?という問に対して、
楽しみ…24.3%
・とても楽しみ…5.0%
・まあまあ楽しみ…19.3%
楽しみでない…50%
・全く楽しみでない…29.3%
・あまり楽しみでない…20.7%
どちらでもない…25.7%
という結果になっています。楽しみでない人が50%なんですね。どうやら職場の忘年会は人気がなさそうです。
会社の忘年会を上手に断る方法
さてさて、では、実際に忘年会を欠席するときに使える理由(言い訳ともいう:笑)を見ていきましょう。うまく欠席できても、直前だと参加費は取られてしまうかもしれませんので注意してくださいね。
外せない予定が入っている
まずは、具体的な理由を言わずに、「外せない用事が入っているので、欠席でお願いします。」と言ってみましょう。自分から事細かに説明する必要はありません。
それで引き下がってくれれば万々歳。もしも理由を聞かれたら、下でご紹介するもののどれかを使ってください。
友人・親戚に不幸があった
マンガでありそうな言い訳ですが、友人・親戚のみなさん、ごめんなさい、と心の中で謝って、「友人(親戚)で不幸があって…。」という言い訳を使わせてもらいましょう。
この理由を聞いても食い下がってくる人は絶対にいないはずです。
仮病・体調不良を使う
忘年会当日に、体調不良を理由(仮病)にしてお休みをもらいましょう。体調不良と聞いたら仕方ないですよね。
ただし、12月は仕事が立て込んでいることが多いですので、抜けられないという人もいるはずですね。そんな場合は、マスクなどをして出社して、仕事はこなして、夜の忘年会だけ欠席させてもらいましょう。
家族が病気
家族が病気になって心配なので今日は辞退したいと伝えるとう方法もあります。特に小さいお子さんがいるのなら使いやすい言い訳です。
有給を入れておく
12月が超繁忙期ではない職場の場合は、有給をとるという手もあります。仕事で迷惑をかけないのであれば誰も文句はないはずです。変な後ろめたさも感じずに、あなたの好きなことを存分にできますね。
ストレートに言う
嘘をつきたくないし、別に人にどう思われてもいい、自分は忘年会には出ない人だと認識してもらった方がいい、という場合は、つまらない言い訳などせず、ストレートに断りるという方法もあります。
今年なんとか逃れたとしても、また来年も同じ事で悩むことになりますので、これからずっと行かないと思っておいてもらった方がいいですよね。それで相手の出方を見て対応しましょう。
会社のカラーによって、あっさり認められたり、しつこく誘われ続けたりしますので、うまく対応してくださいね。
どうしても忘年会を断れなかった場合
頑張って欠席する理由を言おうと思っていても、いざとなるとなかなか言い出せなくて、結局参加することになる事もあるかと思います。そんな時は、以下のようにして気持ちを切り替えましょう。
忘年会も仕事だと割り切る
仕事だと割り切る…これですね。これしかありません。がんばりましょう。
ひたすら食べる
忘年会に参加することになったのなら、食べないと損ですね。会費分はしっかり食べて、元を取りましょう。
仲の良い同僚のとなりに座る
忘年会で上司の隣とかに座ると大変ですね。できるだけ仲の良い同僚で集まって楽しく過ごせるようにしたいです。
1次会でさっさと帰る
忘年会後、盛り上がったメンバーはカラオケなどの2次会に流れる事がありますが、ここはぴっちりと断ってさっさと帰りましょう。
忘年会に出席することのメリット・デメリット
忘年会なんて嫌だ!と思っている人にとっては、忘年会のデメリットしか頭にないかもしれませんが、実はメリットも少なからずあります。
誰かとごはんを食べながら過ごした後、一気に距離が縮まったという経験はありませんか?そうなんです、その時は築かなくても、後からグッと関係が良くなったりするんですね。
これは特に、新人さんや中途で入った人など、その会社での在籍年数が少ない人にとっては顕著に感じるはずです。バカバカしいと思っている人にこそ体感してもらいたいです。
また、普段は仕事での話しかしない人から、趣味の話や個人的な話を聞いたりすると、翌日の仕事でもコミュニケーションを取りやすくなります。
これは、あなたにとってだけでなく、相手の上司・同僚にとっても同じ事です。あなたに対して、コミュニケーションが取りやすくなるので、お互い仕事がやりやすくなることが多いです。
ですから、とくに新人さんは、頭から忘年会を否定するのではなく、数回は参加してみるのがお薦めです。もちろん絶対に嫌だ!というなら、それでもかまいませんが、こういうメリットもあるというのを、知っておいても損はないと思います。
海外には忘年会ってあるの?
海外と行っても広いので、親しみのあるアメリカの場合を見てみましょう。
アメリカではクリスマスから休みになりますので、ある程度の規模の会社だと、たいてい社員用のクリスマスパーティーとしての集まりがあります。家族や恋人も連れて行けるしっかりしたものです。ただし、参加しなくても問題ありません。費用は会社負担です。
小さい会社の場合は、仕事納めの午後に、オフィスで軽食を食べたりという簡単なパーティーをするところが多いです。軽く談笑してすぐ終わります。どちらも社員にプレッシャーがかかるようなものではありません。
会社の忘年会をうまく乗り切ろう
嫌々出ている人も多いと思われる会社の忘年会。参加したい人だけでやった方がずっと楽しい会になりそうな気がするんですが、全員参加必須っぽい雰囲気があるので大変ですね。
どうしても行きたくないという場合は、今回ご紹介した内容で、うまく欠席してくださいね。普段から会社での人間関係をよくしておけば、大丈夫なはずです。
ただし、会社のカラーによって、立場が悪くなる場合もありますので、そのあたりは見極めて行動してくださいね。