お気に入りデザインの靴、履くと何だかゆるいな…。こんな経験はありませんか?
近年ではネットで買う機会も増え、靴にかぎらず、サイズ選びは悩むところですよね。
今回は靴のサイズが少し大きかったときに、どうすれば快適に履けるのか、いくつか対処する方法をご紹介します。
成長期の子供は足がすぐ大きくなり、靴が履けなくなりますよね。大きめのサイズを買っても足に合わせて履ける方法をお伝えします!
靴が大きい時の応急処置
上記の対策をして出かけたのに、外出先でカパカパ、ユルユルしてしまった時の緊急対処法です。
これだけは常にカバンに入れておくと安心ですよ。
- 絆創膏
- ティッシュペーパー
絆創膏は、ユルユルしてしまってズレる部分の、靴に直接貼ります。足に傷が無ければ靴の方に直接絆創膏を貼った方が滑りにくくなります。
もちろん、足に豆ができたり、擦れて水ぶくれになっている場合は、足にも絆創膏を貼ってくださいね。
ティッシュペーパーは緊急の足先クッション代わりです。
かかとを詰めたい場合には、ティッシュペーパーを靴のかかと部分にセットして、絆創膏でティッシュペーパーを貼ります。
あくまで緊急時の対処法なので、長持ちはしません。家に帰ったら絆創膏は剥がしてくださいね。
靴の大きさを何とかしてくれる便利グッズ
応急処置の方法では、やはり快適に長く履くことは難しいですね。
靴用の便利グッズを使って、調整していきましょう。
具体的にどんな方法で大きい靴をピッタリと履けるようになるのか、アイテム使用例とともにご紹介します。
1. 中敷きを敷く
●使える靴:足全体をカバーしている靴(運動靴、ブーツ、パンプスなど)
大きい靴の調整で、ぱっと頭に浮かぶのは、中敷きですね。中敷きの厚さを選べば、ほんの少し大きめの靴から、ちょっと大きめの靴まで、何とか対応することができます。
中敷きは、100円均一でもいろいろなタイプのものを売っています。
靴がかなりぶかぶかな時におすすめなのがこちら。
中敷きはいろいろありますが、こちらの中敷きは「極厚」です。そのまま使えば約1cmサイズを縮めることができます。
この中敷きは三層になっていて、土踏まずやかかとだけ盛り上げることもできるのです。つま先が苦しいな、という人はつま先部分を一層はがして緩めることも可能です。
我が家では、長男がどうしても欲しい靴が0.5cm大きかったので、もともと入っている靴の中敷きの上に、100均の子供用中敷き(割と薄目)を一番下に敷き、その上にスポーツ用のクッション性のある中敷き(ちょっと厚め)を敷いて中敷き三層を作っていました。このアイテムなら最初から三層で手間も省けますね。
2. つま先に詰め物をする
●使える靴:足先部分をカバーしているす靴(運動靴、ブーツ、パンプスなど)
大きい靴の応急処置として、つま先にティッシュを詰めるというのは、あなたも一度はやったことがあるんじゃないでしょうか?
靴専用の詰め物が売られています。
柔らかなクッションでつま先にも優しいところがいいですよね。靴専用の詰め物でなくても、ちょっと履くだけならティッシュや柔らかな布を入れるだけでも緩和できます。
でも、長時間歩くには足先が滑りやすいのでオススメできません。
靴専用の詰め物であれば、脱ぎ履きにも対応していますし、ただの布を詰めるより安全ですよ。
3.靴下を履く
●使える靴:足全体をカバーしている靴(運動靴、ブーツ、パンプスなど)
厚めの靴下を履き、大きめの靴に足を合わせる方法です。
女性であれば厚めのタイツの上に靴下を履くと0.5cmほど大きくなりますね。
男性の場合は、厚めの靴下を1枚、もしくは5本指靴下のような、蒸れにくい靴下の上から靴下をさらに1枚履いて大きさを調整できます。
4.靴用のバンドを付ける
●使える靴:パンプス
女性のパンプスの場合は、靴が大きいと、かかとが脱げてパカパカしてしまいますが、靴用のバンド(シューズバンド・パンプスバンド・シューズストラップ)を付けて甲に密着させれば脱げにくくなります。
いろいろな靴専用のバンドが市販されています。目立たせたくないなら、透明なタイプがいいですね。
他にも、ビジューのついたものや、リボンのついたもの、カラフルなものまで、いろいろ売っていますので、パンプスに合わせていろいろ楽しむことができます。
100均でも販売されていますのでチェックしてみてくださいね。
5.部分インソールを入れる
●使える靴:すべての靴、サンダルやミュールも
つま先用、かかと用、それぞれ滑りにくくするジェルタイプのインソールがあります。
大きめの靴の中で、足が前後にすべってしまうのを防ぐことができます。100均でも売っていますね。
靴の底全体に敷く中敷きと違い、気になる部分的に活用して脱げにくくできます。
ジェルタイプは透明なので、足をすっぽり覆っていないデザインの女性のサンダル、ミュールのような履物にも違和感なく付けられます。
私もお気に入りのサンダルに付けて前すべり防止しています。
スニーカー用の部分インソールもあります。サイズ調整だけでなく、ジェルが衝撃を吸収してくれるので、スポーツをする方にもオススメです。
足にあったサイズの靴を買う方法
さいごに、ピッタリの靴を見つけるコツをご紹介します。
靴は夕方に試して買うのが良いと言います。足が疲れて少しむくんだ状態でピッタリするほうがちょうどいいのですね。
また靴の種類で行くと、革靴やスニーカーは履いているうちに伸びるので、甲が少し押される程度を選ぶようにします。
サンダルやミュールは、かかとが高い場合は、歩いているうちに大きく感じることがあるかもしれません。靴を買う時点で、インソールなどを一緒に買うのもオススメです。
まとめ
これで足にぴったり!と思って買っても、なんか大きかったな…なんてことはよくありますね。
また、ちょっと大きめだけど、デザインが気に入ったから買っちゃった!という場合も!
そんな時は、今回ご紹介した便利グッズや対処法で調整してくださいね。
シンデレラのようなピッタリの靴、に巡り合うことはなかなかできません。
多少サイズの大きな靴でも、工夫して快適に履きこなしましょう!