あなたは会社の忘年会と聞いたら、楽しみで行きたいなと思いますか?それとも、行きたくないなと思いますか?
クリエイティブサーベイが行った、20~30代の会社員、男女600人を対象にしたアンケートでは、以下のような結果になりました。
「職場関連の忘年会に参加することが楽しみだと思いますか?」
- まったく楽しみでない…29.3%
- あまりたのしみでない…20.7%
- どちらでもない…25.7%
- まあまあ楽しみ…19.3%
- とても楽しみ…5.0%
なんと忘年会を楽しみと思わない人が、半数もいるんですね。
実際、わたしの回りでも、職場の忘年会はできれば出たくないな〜と言う人が多いです。
そこで今回は、さして楽しくないと思われている職場の忘年会について、現状をお伝えするとともに、なんとか会社の忘年会を欠席したいという人に、上手な断り方をご紹介していきます。
今年の忘年会で試してみてくださいね!
なぜ職場で忘年会をするのか
そもそも、なぜ忘年会をするんでしょうか?
職場の忘年会は、社員同士の親交にも役立ちますが、何よりも1年仕事を頑張って事へのねぎらいの意味がありますね。
このねぎらいの気持というのは、本当だと思うのですが、どんちゃん騒ぎになったり上司に気を遣ったりと、なんだかちょっと居心地の悪い会になっているというのが現状かもしれません。
お酒が飲めない場合は、さらに行きたくないと思うのもうなづけます。
会社の忘年会が好きな人の意見・理由
職場の忘年会が嫌いな人にとっては、どうして喜んで参加するのか理解に苦しみますよね。
そこで、忘年会が好きな人の意見をネットでひろってみました。
お酒が好き
会費を徴収されたらイヤですが、料金は全額会社持ちだったり、会社から福利厚生費で一部負担してくれるなら、お酒が飲み放題同然です。
もともとお酒が大好きで、お酒が飲めるとあらば、と勇んで行く人は、会社の忘年会も楽しんでいるようです。
コミュニケーションが好き
忘年会に限らず、飲み会などは参加者との距離がグッと縮まる場ですね。
お酌したり食事したりしながら、みんなとわいわい話をするのが好きなタイプの人は、苦もなく忘年会の場も自然と溶け込めます。
好きな人が参加するから
なんとも変化球な理由ですが、気になるあの部署の先輩が来るから行く、という人もいます。普段仕事をしている時とは違った交流を期待して、参加する人もいるようです。
会社の忘年会が嫌いな人の意見・理由
次は、忘年会が嫌いな人の理由を見ていきましょう。
きっと、あなたも「そうそう!」と大きくうなづけるんじゃないでしょうか?
時間の拘束が嫌
残業代が出るわけでもないのに、お開きまで帰ることができないのが職場の忘年会ですね。
この時間をもっと有効に使いたい!と思ってしまいますね。特に出世など気にしないタイプの自由気ままなタイプの人は、忘年会は時間に見合う行事ではないと考えるようです。
芸やお酌の強要
女性社員ならお酌をするのがあたりまえのような雰囲気がありますよね。また、男性社員だと何か面白い余興などをしないといけない場合もあります。
わたしも新入社員の時に、新入社員がグループを作ってやるという芸の披露がとても嫌だった記憶があります。
今はパワハラに当たるのでは?と思いますが、今でもこういったことが行われている所も多く、会社の忘年会が嫌だと思う理由になっています。
職場が嫌い
身も蓋もない理由ですが、行きたくない人の多くは職場が嫌い、上司が嫌い、とにかく人間関係がいや、これに尽きます。
職場が嫌いなのに、職場の人たちと一緒に宴会なんて、拷問にも等しいと言えるでしょう。
会社の忘年会の上手な断り方5選
会社の忘年会が楽しみな人の意見を見て、あなたも頑張れそうと思ったなら良かったです。
でもやっぱり、行きたくない!というあなたのために、具体的に忘年会を断る方法を見ていきましょう。
体調不良
体調不良を理由にするのは、超基本ですね。ただし、体調不良は事前に伝えられないので、当日キャンセルになってしまいます。
でも、不参加の理由として体調不良は仕方ありませんので、会社としても社員を強制参加はさせられませんから安心です。
もしも事前に参加料を徴収されていた場合、もしかしたら戻らないかもしれませんので気をつけてくださいね。
その日に受け取らないといけない宅配便(生ものなど)が届く
わたしの友人が、実際に会社の忘年会を断るときに使った言い訳です。
普通のものでなく、生ものなど、再配達にできないものを受け取る設定にしておきましょう。
どうしてもその日に受け取らないといけない荷物だ、という必死さをアピールするのがポイントだそうですよ。
参加したくないと素直に伝えてみる
職場の環境にもよると思いますが、毎年年末に言い訳を考えるなら、最初から素直に参加したくない旨を伝えるというのを試してみましょう。
会社としても、強制できない時代にありますから、この機会にきちんと伝えるのも手ですよ。
有給を取る
忘年会の日にあわせて有給を取ってしまいましょう。忘年会を避けるために、あれこれ理由をつけるのが面倒な場合におすすめです。
ただし、年末は忙しい職場が多いと思いますので、仕事状況をみて判断してください。
遠方の親・親戚が泊りに来ている
遠方に住んでいる親や親戚が泊りに来ていると言って、夜まで拘束される忘年会を避けましょう。
アルコール・タバコが嫌いと伝える
忘年会の場ではお酒がつきものですよね。また、タバコもOKのところが多いはず。アルコールやタバコが苦手だと伝えましょう。
普段から、「お酒がのめないんだ」とか「タバコの煙が大嫌いなんだ」と、アピールしておくのがおすすめです。
会社の忘年会を上手に欠席しよう
職場の忘年会を断る方法をいくつか見てきました。今年の忘年会で一度ためしに使ってみてください。
わたしの友達も職場の忘年会が大嫌いと言っていたのですが、転職して人間関係の風通しが良くなってからは、毎年参加できるようになったとのことです。
正社員の場合は難しいですが、パートやアルバイトの場合は、忘年会や飲み会などの行事のない職場に変わってみるのもいいかもしれませんね。
この記事を読んでいるあなたが、忘年会を上手に断り新年を迎えられますように応援しています!