インターネットが普及してから、手紙を出す機会がぐっと減りましたね。
時々手紙を出そうとして、「あれ?いくらの切手を貼ればいいんだっけ?」とか、「切手を貼る位置はどっちだったっけ?」などと、迷ってしまうことがはありませんか?
また、家に残っていた少額の古い切手を使い切ってしまおうと、複数貼りたいなと言うときもありますよね。そんな時は、どうやって貼ったら良いんでしょうか?
見ていきましょう!
切手の貼り方
タテの封筒・ハガキの場合
これが切手の貼り方の一番の基本です。
●左上
●3.5センチ×7センチのスペース内に
●複数の切手の場合はタテに貼っていく
切手の位置は、封筒・ハガキ共にタテ型を基本として、左上になります。また、切手を収めるスペースは3.5センチ×7センチです。
郵便局では切手への消し印を機械で押すため、基本的にはこのエリアに貼りましょう。
切手を複数枚貼る場合は、タテに貼っていきます。切手の枚数が多いときは、所定のスペースにおさまりませんが、かまいません。はみ出た切手に関しては、機械で消印を押せませんが、手作業で押してもらえます。
ヨコの封筒・ハガキの場合
ヨコの場合はこうなります。
●右上
●3.5センチ×7センチのスペース内に
●複数の切手の場合はヨコに貼っていく
封筒やハガキをヨコ型で使う場合は、切手の位置は右上になります。切手を貼る範囲は7センチ×3.5センチです。
ヨコ型の時もタテ型と同じように、切手を左上に貼っている人が多かったんじゃないでしょうか?
切手を複数枚貼る場合は、ヨコに貼っていきます。ヨコの場合も、切手の枚数が多いときは、所定のスペースにおさまらなくてもかまいません。はみ出た切手に関しては、機械で消印を押せませんが、手作業で押してもらえます。
絵ハガキの場合
絵ハガキ場合はこうなります。切手が複数の時は、上と同じ方法で貼っていきましょう。
切手の位置の憶え方
タテの時とヨコの時の切手の位置が違うので、こんがらがってしまいますね。でも、タテを基本に考えると簡単です。
下のイラストのように、基本の位置は左上ですよね。ヨコ型の場合は、タテ型のものをそのままヨコにしただけなんですね。ですから切手の位置は右上となります。
迷ってしまったときは、タテにしてみたとき、切手が左上に来る位置と考えておけばOKです。
余っている切手は交換できる
郵便料金の値上がりなどで、半端な金額の切手ばかりがいっぱい残っていたりしませんか?
手紙を送るときに、そういった半端な切手を何枚も貼って消費しようとしなくても、郵便局に持って行けば、よく使う金額の切手やハガキと交換してもらえます。手数料は必要ですが、すっきりするのでおすすめです。
貼る切手の枚数が多くて、所定の場所からはみ出てしまうと、郵便局側で手動で消印を押すという作業が増えてしまいます。その結果、配達が少し遅れてしまうこともあります。
ですから、少ない切手で送れるようにするといいですね。
切手の貼り方の基本は憶えておこう
今回ご紹介してきた方法が、基本的な切手の貼り方ですが、貼る場所が違っていても、料金通りの切手が貼ってあれば問題ありません。
ただし、ビジネスや大切な内容の封筒やハガキを出すときは、基本のマナーを守るようにした方がいいですね。
今度手紙を書くときのために、今回の記事のことを、ちょっとだけ憶えておいてくださいね!