このところの夏は、毎日ほんとうに暑いですよね。夜になったら少しは涼しくなるかと思いきや、全然気温が下がらず、寝苦しい日々が続いたりしますね。
テレビの天気予報で、「熱帯夜で寝苦しくなるでしょう」なんて言葉もよく聞かれるようになります。
暑くて眠れないので、毎日の睡眠時間が減ってしまって、寝不足になる人も多いんじゃないでしょうか。夏バテにつながるので何とかしたいですね。
そこで今回は、できるだけ涼しく快眠する、いろいろな熱帯夜対策を見ていきましょう!
熱帯夜とは?熱帯夜の定義は?
まずは、テレビなどでよく聞く「熱帯夜」がどういうものなのか、知っておきましょう。
よくよく漢字を見るとすごいですね。熱帯の夜です。暑そうですよね。
気象庁によると、この熱帯夜とは、「夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜のこと」となっています。つまり夜になっても気温が25℃より下がらないということですね。それに加え、湿度も高く蒸し蒸ししていますから、これは暑いに決まっています。
熱帯夜でも快眠できる対策は
そんな寝苦しい熱帯夜に、自分で簡単にできる対策法を試してみましょう。
●少しだけクーラーをつける
●扇風機を上手に使う
●ひんやりする寝具を使う
●保冷剤などで冷やす
●ハッカ油スプレーを使う
●吸水性が良く風通しの良いパジャマを着る
少しだけクーラーをつける
夜の間ずっとクーラーをつけっぱなしにするのは、ちょっと身体に悪そうでよね。電気代も気になります。
ですから、暑い熱帯夜の夜は、タイマーをかけて、しばらくはエアコンが効いた状態を保ちましょう。タイマーは3時間程度、温度は27〜29℃程度で、あなたが暑いと感じないぎりぎりの温度に設定しましょう。
暑いからといって、設定温度を低くしすぎると、夜中にタイマーでエアコンが切れたとき、暑くて目が覚めてしまいます。また、翌朝、身体がだるくなる原因にもなりますので、エアコンの設定温度には気をつけてくださいね。
今夜は特別に暑い!という場合は、エアコンのタイマーを長めに設定するといいですね。
扇風機を上手に使う
扇風機はクーラーとは違い、冷たい風を送ってくれるわけではありませんが、ちょっとの工夫で少し風を冷たくできます。
水で濡らしたタオルを扇風機の後ろ側にのせておくと、冷たい風が来ます。また、凍らせたペットボトルを扇風機の前に置いても、涼しくなります。
時間が経つと、タオルが乾いたり、氷が溶けたりするので、このまま扇風機をつけて寝ても、冷えすぎたりしないのでおすすめです。
ただし、扇風機の風は、直接身体に当たらないように気をつけてくださいね。熱帯夜なら大丈夫と思いがちですが、同じ所に風が当たり続けると、その部分だけが冷えすぎてしまいます。
ひんやりする寝具を使う
夏はひんやりするタイプの寝具が人気ですね。シーツや掛け布団、枕カバーなど、いろいろと売っていますので、夏の間は利用してみると良いですね。
保冷剤などで冷やす
保冷剤や凍らしたペットボトルなどにタオルを巻いて、身体を冷やしましょう。熱を効率的に取ることのできる場所は、首・脇の下・足の付け根です。この部分を保冷剤などで冷やしましょう。
ハッカ油スプレーを使う
ハッカ油は「ハッカ」という名前の通り、とてもス〜っとするものです。これを水と混ぜてスプレーボトルに入れます。暑い夜に身体にスプレーして、扇風機の風に当たると、とてもスースーして涼しく感じます。
吸水性が良く風通しの良いパジャマを着る
熱帯夜の暑さのせいで、汗をかきますので、汗をよく吸って熱を逃がすパジャマを着て寝ましょう。スウェットやジャージの生地は良くありません。綿・綿ガーゼや麻などの生地がおすすめです。
また、あまり身体にピッタリしたパジャマだと、通気性が悪くなり熱や汗がこもってしまいます。ゆったりサイズのものを選びましょう。
熱帯夜も快眠して元気にいこう
夜も暑い熱帯夜ですが、自分で簡単にできる対策方法がいろいろあります。やりやすいものを試してみて、あなたに一番あった方法で、熱帯夜対策をしてくださいね。
熱帯夜に負けず、しっかり眠って、暑い夏も元気に行きましょう!