綺麗に掃除をしているのに、家の中にアリがいるのを見かけたことはありませんか?
1匹2匹だから、と油断していると、どんどん増えて、列をなして入ってくるようになることもありますので、家の中でアリを見かけたら、すぐに対処しておきたいですね。
特に赤ちゃんや小さいお子さんのいるご家庭では、一層気をつける必要があります。
わたしの家も、キッチンに知らないうちに落としていたきんぴらごぼうに、小さなアリが黑だかりになっていて、ひえ〜〜!っとなったことがあります。
今回は、家の中に入り込んでくるアリの予防法、退治法などをご紹介します。
アリが家の中に侵入しやすい季節
アリは、冬の気温が低い時期は、活動せず冬眠しています。活発に活動をするのは、気温が高く蒸し暑い時期です。特に梅雨の頃から夏の終わりまでは、エサを求めて歩き回りますので、この時期は、お家の中に侵入してくるアリに充分に気をつける必要があります。
家に入ってきたアリの退治・駆除の方法
それでは、家の中でアリがたくさん歩いているのを発見したとき、どうしたらいいでしょうか?
1:アリの種類を見る
まずは、家に入ってきたアリが、どんなアリなのかを確認しましょう。大きく分けて2つの種類で判断できます。
- 庭にいる普通の黒いアリ
- 羽の生えているアリ
一つは、あなたの家の庭や玄関先で見かける、普通のアリです。普通のアリの場合なら大丈夫です。下でご紹介している方法で退治・予防してみてくださいね。
もう一つは羽の生えているアリの場合です。羽の生えているアリには、シロアリの羽根アリと害のない羽根アリがいます。シロアリの羽根アリの方が、色が薄めで羽根が大きいのですが、ぱっと見では区別がつきにくいです。
ですので、家の中で見たアリが、羽根アリであった場合は、建物自体に害を及ぼすシロアリの場合がありますので、専門業者に判断してもらうことをおすすめします。
2:家の中に入ってきているアリを退治・駆除する
たかっているアリは、殺虫剤などをかけて退治しましょう。使用後は殺虫剤のかかった所をしっかりと掃除してくださいね。
最近は瞬間冷凍できるプレーがありますので、そういったタイプなら殺虫成分が入っていないので安心です。
ただし、スプレータイプは勢いがあるので、アリが飛んで散らかってしまう事がありますので、気をつけてくださいね。
赤ちゃんや小さいお子さんのいるご家庭、またはペットがいて、殺虫剤を使いたくないという場合は、台所洗剤を水で薄めた洗剤水、または酢と水を混ぜたものをスプレー容器に入れて、アリにかけて掃除しましょう。
家にアリが入ってこないように予防する方法
さて、家の中に入ってきたアリを掃除し終わったら、次は、また新たにアリが入ってこないように、いくつか予防をしておきます。
アリの通路を掃除する
アリが入ってきた通り道をしっかりと掃除しましょう。アリを発見したとき、どこから入ってきたのかを見ておくといいですね。
列になって入ってきている場合はわかりやすいですが、わからない場合は、アリのいた場所の周囲を広めに掃除すればOKです。
多くのアリが迷わず列を作って家に入ってこられるのは、通り道に目印をつけているからです。ですから、そこをしっかり掃除してしまえばいいんですね。
アルコールや洗剤などで、アリの通り道をしっかりと拭きましょう。
また、ドアや窓など、アリが入ってきそうな場所には、アリの嫌いなレモン水や酢水、アリ専用のクリーナーなどで拭いておくと、進入しようとするのを防ぐことができます。
食べ物をしまう・食べかすを掃除する
食べ物を出しっぱなしにしておくと、アリがそれを目当てにして集まってきます。食べ物は冷蔵庫や、ぴっちりと閉まる戸棚などにしまっておくよう心がけてください。
また、お菓子のかけら・甘いジュースなどを落とさないように注意しましょう。
また、アリは小さな虫の死骸なども好きなので、家の中を綺麗に掃除しておくことが大事です。
市販の駆除剤を使う
アリの巣コロリのような、市販の駆除剤を試してみるのもおすすめです。
アリが巣に毒のエサを持ち帰って、巣を全滅させるという方法ですね。
巣に熱湯をかける
アリの巣の場所がわかっている場合は、巣に熱湯をかけると効果的です。
一度で聞かない場合は、何回か繰り返してみてください。
掃除が一番のアリ予防
アリが家の中に入ってきた場合は、まず、ご紹介した内容を試してみてくださいね。
アリは、冬は寒いので活動しません。ですので、夏を乗り切れば、秋からはアリに悩まされることは無くなるはずです。
アリが家の中に入ってこないようにする一番の対策は、アリのえさになる食べ物などを放置しておかないことです。食べかすなども綺麗に掃除しましょう。
アリの活動する夏は特に意識してくださいね!