だんだんと蚊が出てくる季節になりますね。知らないうちに蚊に刺されて、かゆくてたまらない!というのは、誰しも経験したことがありますよね。
この憎い蚊ですが「同じ場所にいるのに、いつも自分だけ蚊に刺される!」という人はいませんか?
「若くて美味しいから、蚊も好んで刺すんだよ。」なんて会話も聞くことありますね。
蚊に刺されやすい人ってあるんでしょうか?蚊が好む要因があるのなら、それに対する対策を取ることができるかもしれません。
一体どんな事が、蚊を寄せ付ける原因になっているのか?今回は、それをご紹介します。
蚊に刺されやすい人はどんな人?
面白いことに、蚊に刺されやすい人にはいくつかの傾向があります。
「いつも自分だけ刺される!」と思っているあなたは、当てはまっていますか?
暗い色の服を着ている人
あなたは普段、黒や紺などの暗い色目の服を着ていませんか?
蚊は色の識別を白黒でしていて、暗い色を好みます。そのため、暗い色の服を着ていると好んで寄ってきます。反対に、明るい色の服にはあまり寄ってきません。
同じ理由で色白な人よりも、色黒の人の方が蚊に刺されやすい傾向があります。
汗をかいている人
あなたは汗っかきですか?
蚊は皮膚の汗や脂に寄ってきます。夏の暑い日や、運動後で汗をたくさんかいたときなどは、蚊に刺されやすい状態となっています。
また、足は特に臭いや汗がつきやすいため、足は意識して清潔にしておきましょう。
血液型がO型
あなたの血液型はO型ですか?
ちょっと笑ってしまいますが、血液型で蚊が寄って来る度合いが違うという実験結果があります。
1:O型
2:B型
3:AB型
4:A型
なんと、O型が一番蚊に刺されやすいんですね。実際には様々な要因があり、血液型と刺されやすさについて証明はされていませんが、話のネタにとして盛り上がりそうですね。
お酒を飲んだ人
蚊は二酸化炭素を目印にして、人のいるところに集まってきます。
呼吸で二酸化炭素を出すのは仕方ないですが、お酒を飲むと、体がアルコールを分解するときに二酸化炭素量が作られるため、息に含まれる二酸化炭素が普通よりも増えてしまいます。
これにより、より蚊に刺されやすくなってしまうんですね。
肌の露出の多い人
当たり前ですが、肌の露出が多ければ、蚊が狙える面積も多くなりますので、刺されやすくなります。
同じ理由で、太り気味の方は、細い人よりも体の表面積が広くなるため、蚊に刺される機会が増えます。
また、蚊に刺される部位としては、足が多いため、足を出している服装の場合は刺されやすくなってしまいます。
体温の高い人
蚊は温かいものに寄ってきます。
妊娠中の女性や子ども、赤ちゃんは体温が高めなため、蚊に刺されやすくなります。
蚊に刺されないための対策
蚊にさされないようにするには、上でご紹介した、蚊に刺される原因の内容の逆を考えればわかりやすいですね。
- 明るい色の服を着る
- 汗をかいたら、すぐ拭く。お風呂・シャワーで体を清潔にしておく
- アルコールは飲まない、または控えめに
- 肌の露出を少なくする
自分でなんとかできる対策は、こんな感じですね。もちろん市販の虫除けスプレーなども効果的です。
わたしは部屋ではアースノーマットを使っています。
蚊遣り豚のような可愛い黒ブタさんのかたちなので、ほんわかできますよ〜。可愛くておすすめ!
蚊はなぜ刺すの?なぜかゆくなる?
蚊の活動時期は4月〜11月ぐらいとなっています。気温としては22〜30℃だと活発に活動するので、夏にたくさん見かけるんですね。
人を刺して血を吸うのはメスの蚊です。産卵のためにタンパク質が必要なため、人を刺して血液を吸っているんです。
蚊に刺されるとかゆくなるのは、蚊が刺したときに注入する唾液のせいです。
蚊の唾液には血液を固まらせない成分と、刺したときの痛みを感じさせない麻酔成分が入っていて、これに対して皮膚がアレルギー反応を起こすため、かゆくなるんですね。
蚊に刺されてしまったら
蚊に刺されるととてもかゆいので、強くかいたり爪で押したりしてしまいますが、皮膚が傷ついてあとになったりします。特に女性は気をつけてくださいね。
市販のかゆみ止めを塗りましょう。かゆみ止めが無い場合は、冷やすのも効果的です。
まとめ
蚊は刺されるとかゆいだけでなく、病気を媒体することがありますので、なるべく刺されないようにしたいですね。
ご紹介した内容を参考にして、今年の夏は蚊に刺される機会を減らしてくださいね。
また、一人だけ刺されている人がいたら「血液型O型?」と聞いて盛り上げるのもお忘れ無く!