運動会は子どもにとっても大人にとっても、楽しいイベントですね。運動会には、子どもの好物をたくさん詰めた、おいしいお弁当を作って、応援に行きたいですよね。
「おにぎりやサンドイッチ、卵焼きや唐揚げは大好物だから絶対に入れるし、あと、デザートや飲み物も忘れちゃ行けないわね!」そんな風に張り切っているお母さん、とっても素敵ですね!
でも、そんな内容のお弁当を、運動会当日の朝に全部作るのは、なかなか大変です。本当は、朝作れたら一番いいけれど、前日に準備できるものはしておいて、負担にならないようにしたいですね。
でもお弁当が傷むのが心配…。そこで、どんな物だったら、前日に用意しておけるかなどを、おかず別に一緒に見ていきましょう!
運動会のお弁当を前日準備する時、一番気をつけなくてはいけない事
やはり一番気をつけなくてはいけないことは、作り置きにしたお弁当が、傷んでしまわないかという事ですね。
運動会は大抵5月頃か9月頃に行われることが多いですよね。5月頃はだんだん暖かくなってきます。また梅雨のような雨が降ることもあるので、湿度も上がり、食品が傷みやすくなります。
まだまだ暑さ本番ではありませんので、油断してしまいがちですが、暖かくなるにつれ食中毒の発生は多くなるという結果がでていますので、気をつけたいですね。また、9月頃の場合は、まだまだ夏の暑さが残っている時です。夏と同じような配慮が必要です。
前日に準備できるお弁当のおかず
◎鳥の唐揚げ
鳥の唐揚げは、前日に揚げても大丈夫です。冷めたら、冷蔵庫に入れてくださいね。翌朝は、レンジなどで一度あたためてから入れた方がいいですね。
当日の朝に揚げる余裕がある場合は、前日の夜に、鶏肉に味をつけておく所まで仕込んでおくと、味がしっかりしみこんで美味しい唐揚げができます。また衣もカラっとしたまま持って行けますね。
◎エビフライ
パン粉系のフライは、どうしても衣がふにゃっとしていますので、できれば当日がいいですが、前日でもダメではありません。朝に揚げ物は、大変ですもんね。
前日に作っておいて、翌朝に、オーブントースターなどで焼いて、カリッとさせてから詰めるといいですね。
◎ウィンナー
前日に炒めておいて大丈夫です。タコさんウィンナーにすると、子どもが喜びますね! こちらも朝に一度熱を入れましょう。ウィンナーは炒めるだけなので、朝に用意してもそんなに負担ではないかもしれませんね。
◎ハンバーグ
しっかりと焼いて、冷蔵しておきましょう。できれば朝にもう一度熱を入れます。
◎いなり寿司
油揚げの味付けをしておいて、朝に酢飯を詰めるのがいいのですが、前日の夜でも大丈夫です。常温保存でなく、冷蔵庫に入れましょう。
ラップでしっかり包み、その上から新聞紙で包んだ後、野菜室にいれると、ご飯が固くなりにくいです。
当日に準備した方がいいお弁当のおかず
◎おにぎり
ご飯をタイマーで朝に炊くか、冷凍ご飯を温めて、朝ににぎって作りましょう。熱が取れてから、お弁当箱につめます。
◎サンドイッチ
中に挟む具材にも寄りますが、サンドイッチもやはり、当日の朝に作りましょう。レタスやキュウリを挟む場合は水分がでたりします。挟む具材を揃えるところまで、下ごしらえをやっておくと簡単ですね。また、ジャムやピーナツバターのラップ巻きロールサンドのようなものでしたら、前日でも問題ありません。
◎卵焼き
卵は焼いたとしても、痛みが早い食材です。駄目なわけではありませんが、できれば朝に焼いた方がいいですね。前日に焼く場合は、味を濃いめにして、半熟の部分が残らないように、しっかりと焼いて、熱を取ってから冷蔵庫にいれておきましょう。
お弁当を痛みにくくする工夫
お弁当を少しでも痛みにくくするために、以下のようなことをすると効果的です。
- 前日に作ったものは、朝にもう一度電子レンジなどで熱を入れる
- あたたかいものは、冷ましてから詰める
- 梅干し、ゆかり、大葉など防腐効果のある食材を入れる
- 濃いめの味付けにする
- お弁当用の衛生対策シート・抗菌シートをかぶせる
- 保冷剤を使う
楽しい運動会でおいしいお弁当を!
運動会のお弁当は、お昼に食べますので、長時間放っておくわけではありませんよね。ですので、そこまで神経質になる必要はありません。でも、ご紹介してきたような工夫をすると、お弁当が傷むのを防げると言うことを憶えておいてくださいね。
次の運動会には、安心でおいしいお弁当を持って行って、子どもたちの競技を応援してあげてくださいね!