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花粉症の症状が咳のみの時、風邪との違いの見分け方は?

四つ葉のクローバー

春が近づき、だんだんと暖かくなってくると、「ああ、また花粉症の季節がやってくるなぁ。」と、ゆううつな気分になる人は多いのではないでしょうか?経験者にしかわからない辛さですよね。

「わたしは花粉症には無縁だもん。」と思っているあなた! 春先にひどい咳がとまらなかったことはありませんか?咳だから風邪かな、なんて思って風邪薬を飲んだけど全然治らない…。

「わたしは花粉症には無縁だもん。」と思っているあなた! 春先に、何だか咳がひどいな、と思ったことはありませんか?きっと風邪だろうと思い、風邪薬をのんだけど、全然薬が効かなかったことは?

 

もしかしたら、それは花粉症の症状かもしれません。

 

 

一般的な花粉症の症状

普通、わたしたちが「花粉症」と聞くと、すぐに想像するのは、くしゃみ・鼻水がでたり、目がかゆかったり、という症状ですよね。

でも、「咳」も花粉症の症状のひとつなんです。花粉症の症状としては、以下のようなものがあります。思ったよりたくさんあるんですよ。

 

  花粉症の症状例

 (花粉症の4大症状)

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ

 (その他の症状)

  • 皮膚のかゆみ
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 微熱
  • 不眠
  • 顔や体のほてり
  • 倦怠感 他

 

花粉飛散

 

花粉症と咳の関係

花粉症は、風に乗って空気中に漂っている 花粉が原因 となって、上のような アレルギー症状 を起こす病気です。

花粉は通常、目や鼻から入ってきて、粘膜にくっつきます。そのため、花粉症の症状は、たいてい目と鼻に出るんですね。花粉が粘液にくっつくと、体が 免疫機能 を発揮して、花粉を体外に出そうとします。その結果、涙が出たり鼻水がでたりするというわけです。

 

花粉症で咳が出るのも同様で、喉の粘膜についた花粉を外に出そうとする働きなんです。喉は通常、唾液などのおかげで症状が出にくいのですが、花粉が多く飛散して、大量に入り込んでしまうと、咳が出てしまいます。

咳は花粉症と関係ないだろうと思いがちなので、見落としてしまうんですね。

 

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花粉症と風邪の違い・見分け方

では、どうやったら花粉症の咳と風邪の咳を見分けることができるんでしょうか?

下の表は、風邪と花粉症の症状の違いの一覧です。咳だけでなく、鼻水やその他の比較もありますので、あなたの症状と比べてみましょう。

これらは一般的な例で、必ずしも全員に当てはまるわけではありませんので、簡単な目安としてみてくださいね。

花粉症

【咳】

     風 邪        花粉症    
よくあるよくある
咳の感じ乾いた咳・湿った咳通常は乾いた咳
咳の多い時間決まっていないある一定の条件下で起こる
(朝だけ、夜だけなど)
咳止め薬効き目に個人差があるほとんど効かない

 

【鼻水】

     風 邪        花粉症    
鼻水よくあるよくある
鼻水の性質水溶性・やや粘性通常水溶性
鼻水の色無色透明黄色っぽい
鼻の粘膜赤い赤い・むくみがある

 

【その他】

     風 邪        花粉症    
喉の痛みよくあるよくある・かゆみも
発熱よくある・〜高熱少ない・微熱
下痢・嘔吐よくある少ない
寒気よくあるない
くしゃみ少ない・長くは続かない多い
あるある
罹病期間通常は短い 長い

 

近年、花粉症の人の数は増加していて、大人だけでなく、低年齢化も進んでいます。子供さんの場合、うまく症状が説明できず、風邪だと思ったまま長引かせてしまう可能性があります。また、学校生活などにも影響がでる可能性がありますね。花粉症はアレルギーの一種ですので、お母さんは気をつけてあげてくださいね。

 

風邪でなく花粉症かなと思ったら

花粉症の市販薬はたくさんドラッグストアなどに売られていますが、まずは、 病院に行きましょう

自分が本当に花粉症なのか、またそうであれば、一体どの程度のものなのかを、ちゃんと診断してもらい、適切な指示を仰ぐことが一番大切です。

その上で、臨機応変に市販薬などを選んでいくのがいいですね。

 

また、自分でできる 花粉対策 などは、するといいですね。

  • 眼鏡・ゴーグルをかける
  • マスクをする
  • 目を洗う 
  • 部屋で空気清浄機を使う など

マスクで花粉防止

 

まとめ

現在は日本人の約25%が花粉症だといわれています。今、花粉症と縁のない人は、まさか、自分が花粉症になるとは思っていないかもしれません。でも、突然花粉症になる可能性はあるんです。

ですので、花粉の季節に、風邪と似たような症状が長引く場合は、花粉症かもしれないという可能性もあるということは、憶えてえておいてくださいね。

 

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