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親御さん必見!小学生の読書感想文の書き方例とコツ!(低学年・高学年)

読書

毎年夏休みが近づくと、読書感想文の宿題に頭を悩ますご家庭は多いかと思います。

どうやったら上手、とまでいかなくとも、きちんとした読書感想文が書けるようになるのでしょうか?

作文の書き方を低学年・高学年に分けて具体策をお伝えします!

 

 

感想を書くだけが感想文じゃない!

読書感想文と聞くと、感想を書かなければいけないと思いがちですが、本を読んで感じたことを書くのが感想文です。

例えば、悲しい話を読んで泣いたときに、飼っていて亡くなったペットのことを思い出したとします。そうしたら感想文の中にペットが出てきてもおかしくありません。

 

本を読んで感じることは千差万別ですよね。お子さんが本を読んで感じたことを思いのままに書けば、どんな作文もきちんとした読書感想文と呼べます。

読書感想文コンクールで入賞するような作文は、たいてい本の感想から感じた自分の気持ちを表現豊かに書いているものが多くあります。

 

お子さんが読書感想文コンクールの入賞作品を読んでしまうとコピーの恐れもありますから、あなたが参考までに入賞作品を読んでみるとコツが分かるかもしれません。

 

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本のメモを細かくとる

高学年の場合なら、なぜその本を選んで読んだのか?どんな話か?主人公は誰か?思いつくことをどんどんメモしていきます。

ある程度国語力のあるお子さんであれば、メモを見ながら文章をつなげていくとあら不思議。きちんとした読書感想文に仕上がりますよ。

実際にこの方法で書いた知り合いのお子さんは、作文コンクールの最終選考まで進みました。

 

低学年の場合は、一人でメモを取ることが難しいので、おうちの人と質問形式でメモするといいですよ。

「どうしてその本が良かったの?」

「おもしろそうだった」

「どこがおもしろそうだと思った?」

「恐竜の絵」

「恐竜の絵があるけど、どんな恐竜がお話に出てきた?」

と、こんな感じで大人が言葉の引き出しを引いてあげると、言葉が出やすくなります。

 

本の中に自分がいたら、と仮定する

高学年向けのページ数が1000を超える大作の場合や歴史もの、ファンタジーといった本の中に、自分が登場人物として出てきたらどんな役割かな?どんな活躍をするかな?などと仮定して、自分が登場する物語を考えてみましょう。

自分の仮定を自由に書くと、オリジナルの読書感想文になります。

 

低学年では、おうちの人が質問形式で仮定を聞いて、うまくまとめてあげる必要がありますが、自由な発想で書けることを学べば、読書や作文が楽しくなるはずですよ。

 

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話の続きを考える

本によっては、まだ続きがありそうな終わり方をするものがあります。物語の続きを自由に想像し、作家になったつもりで続きを作文に書いてみましょう。

高学年でも低学年でも、短いお話しか作れなくて、文字数が足りないというときは、おうちの人の質問形式で、話を膨らませましょう。

話の続きに自分が登場して、主人公と仲良くなるなど、オリジナリティあふれる作文になることでしょう。

 

出来上がったら声に出して読む

今までお話しした書き方で、本当にきちんとした読書感想文になるのだろうか?と疑問を持つ方もいるかもしれません。

きちんとした読書感想文に仕上げるためには、中身もさることながら文法も大切です。自分の気持ちを書き上げた作文は、ケーキのスポンジと同じです。声に出して読むことで、文法の間違いや表現の違いに気づきます。

推敲を繰り返せば、ケーキをクリームやフルーツでデコレーションするのと同じように、だんだん作品が完成してきますよ。

 

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小学生向け読書感想文の書き方とコツ まとめ

わたしは文章を読むのも書くのも昔から好きで、近所の子供たちの作文指導をしたことがあります。

多くの子供は上記の作文指導に対し、そんなことも書いていいの?とはじめはびっくりしますが書き始めると実に楽しそうにペンを進めていました。

あなたのお子さんも、びっくりしながら感想文を書き進めてみてください。今までに書いたことのない、きちんとした読書感想文が出来上がるはずです。

 

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